グーグルは5月19日(米国時間)、開発者会議「Google I/O」で、自社のAIサブスクリプションを再編すると発表した。最上位プラン「Google AI Ultra」を値下げするとともに、その下に新プラン「Google AI Ultra 5x」を追加して4プラン構成へと整える。日本円価格もすでに値下げされている。
最上位プランの「AI Ultra」は、月額250ドルから200ドルへと引き下げる。Geminiの最先端ツールが使えるうえ、利用枠が潤沢なのが特徴だ。さらに、「最上位ほどの利用枠は要らないが、高度なGemini機能は使いたい」というユーザー向けに、月額100ドルの新しいUltraプランも追加する。
国内価格も反映済みだ。新設された「Google AI Ultra 5x」が月額1万4500円、最上位の「Google AI Ultra 20x」が月額3万2000円となる、計4プランの構成となる。
新設の「Ultra 5x」は、「Pro」を上回る利用上限と高度な機能を備えつつ、最上位の「20x」ほどの大きな利用枠は持たない中間プランの位置付けだ。Google ドライブやGmail、Googleフォト用のストレージ容量も、Plusの200GBからUltra 20xの30TBまでプランごとに大きく段階差がつけられている。
今回の価格改定は、AIアシスタント型ツール「Gemini Spark」の投入に合わせたものだ。Sparkは、複数のアプリやWeb上のタスクをまたいでユーザーを支援するよう設計されている。
Sparkは、まず限定的なテスターグループに今週から提供を始める。続いて来週からは、Google AI Ultra契約者向けにベータ版を公開する予定だ。
グーグルは同日、新たなマルチモーダルAIモデルファミリー「Gemini Omni」も発表した。テキスト、音声、画像、動画を横断して扱えるモデル群で、初弾となる「Gemini Omni Flash」は同日から提供される。対象は「Google AI Plus」「Pro」「Ultra」の各契約者で、「Gemini」アプリ、「Google Flow」、「YouTube Shorts」のいずれかから利用できる。
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