ディスプレイ付きAIグラス「 Meta Ray-Ban Display」開発ツールが解禁、リストバンド型コントローラーも対応 – Mogura VR News

Metaは2026年5月14日、スマートグラス「Meta Ray-Ban Display」向けに、ディスプレイ表示機能を活用した開発者プレビューの提供を開始しました。モバイルアプリとWebアプリの2つのビルドパスが用意されています。

Meta Ray-Ban Displayは、片目にディスプレイを搭載したAIグラスです。Ray-Ban Metaなど、Metaの他のAIグラスと違い、ディスプレイを搭載しているため、地図やメッセージの表示、写真のプレビュー、ゲームなど提供できる情報の幅が非常に広い点が特長です。

これまで開発者は、MetaのAIグラス向けに共通する、カメラ・音声・音声アシスタント機能を使ったハンズフリー体験の開発ツールが提供されていましたが、ディスプレイやリストバンド型コントローラーを活用した開発はできませんでした。

今回の提供開始により、視覚的な情報表示をリアルタイムでグラスに映し出す体験の開発が行えるようになります。

1つ目のビルドパスは「Meta Wearables Device Access Toolkit」です。iOS・Android向けのネイティブSDKで、既存のモバイルアプリをグラスのディスプレイに拡張できます。SwiftやKotlinといった既存の開発言語を使用でき、テキスト・画像・リスト・ボタン・動画再生などのUIコンポーネントに対応しています。

2つ目は「Web Apps」と呼ばれるビルドパスです。HTML・CSS・JavaScriptを使ってスタンドアロンのアプリを構築できます。モーション・位置情報・Meta Neural Bandからの入力・ローカルストレージへのアクセスに対応しており、ブラウザ上でビルドとプレビューを行い、URLを通じてグラスに展開できます。

Meta Ray-Ban Displayはまた、Meta Neural Bandを使ったジェスチャー操作に対応しています。表面筋電図(EMG)技術により、指や手のわずかな動きでグラスを操作できます。(※EMG: 筋肉が動く際に生じる微弱な電気信号を検出する技術です)

開発者プレビュー期間中も、Web AppsはパスワードつきURLでの共有、Device Access Toolkitはリリースチャンネルで最大100人のテスターへの配布が行えます。

参考

Meta 公式ブログ

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