スモールビジネス向けClaudeが登場 営業施策・請求対応など支援 – Impress Watch

Anthropicは13日(米国時間)、スモールビジネス向けパッケージ「Claude for Small Business」を発表した。日常的に使う業務ツールとClaudeを連携させ、給与計画や月次締め、営業施策、請求対応などを支援する。

対応する業務ツールは、Google Workspace、Microsoft 365、DocuSign、Canva、PayPal、HubSpot、QuickBooksなど。Claude Cowork内でClaude for Small Businessを有効にし、ツールを接続して業務を選ぶことで利用でき、Claudeが作業を代わりに遂行する。

同パッケージでは、15種類のエージェントワークフローと15種類のスキルを備え、財務、業務、営業、マーケティング、人事、顧客対応などを支援する。

各ツールとの連携例として、PayPalでは決済、請求書発行、異議申し立て、返金などをClaude内で扱える。QuickBooksでは給与計画や月次締め、キャッシュフロー管理に加え、税務準備や他システムとの照合作業を支援する。

また、HubSpotではリードの選別や顧客状況の把握、キャンペーン分析に対応。Canvaでは各チャネル向けのコンテンツ生成や共同編集、アセットの公開、パフォーマンス確認を支援し、DocuSignでは契約書の署名依頼、進捗確認、署名済み文書の保存を行なう。

送信、投稿、支払いなどの前にはユーザーが承認する必要があり、各ツールでのアクセス権限も維持される。TeamおよびEnterpriseプランでは、データをデフォルトで学習に使わないようになっている。

また、AnthropicはPayPalと連携し、スモールビジネス向けのAI活用講座「AI Fluency for Small Business」を無料のオンラインコースとして提供開始した。同講座では、実際にAIを事業に導入している経営者が講師を務め、AIに適した業務の見極め方や導入の始め方、安全で責任ある活用方法などを段階的に解説する。

同社は、スモールビジネス向けのツールやトレーニングが最適化されておらず、AI活用がチャットのみにとどまりがちだったことを踏まえ、スモールビジネスにおいても重要な業務でAIをより活用できるように同パッケージや講座を展開する。