Google、AIで再発明したマウスポインター「Magic Pointer」披露 年内「Googlebook」搭載へ – CNET Japan

 Googleは現地時間5月12日、AIマウスポインター「Magic Pointer」の詳細を明らかにした。同社のAI研究部門であるDeepMindが解説したもので、AIで再発明したマウスポインターと位置づける。年内発売予定の新型AIノートPC「Googlebook」に搭載する。

 Magic Pointerは、ポインターをほんの少し「振る」だけで起動する。画面上のコンテンツを文脈ごと読み取り、AIが処理してくれる仕組みだ。DeepMindは「専用ウィンドウの中だけで完結するAIツール」の枠を超えていきたい考えだという。

 DeepMindのブログでは、実際にMagic Pointerで何ができるかが紹介されている。たとえば次のような使い方だ。

<PDFを指し示して箇条書きの要約を依頼。そのまま貼り付けてメールが完成する。>
<統計データの表にカーソルを合わせ、「円グラフにして」とお願いする。>
<レシピをハイライトして、「材料を2倍にして」と頼む。>

 ポイントは、長くて具体的なプロンプトを書かなくていい点だ。範囲を選んでざっくり伝えるだけで、AIが状況を読み取って動く。スプレッドシートの2列にカーソルを置いたまま「これをマージして」と言えば、その場で1つの列に統合される──デモではそんな場面も披露された。

 もっとも、Magic Pointerを試すのに年内のGooglebook発売を待つ必要はない。AIポインターの体験版は「Google AI Studio」ですでに公開されており、画像編集や地図上の場所探しに使えるという。

 Googleはあわせて、Chromeブラウザに組み込まれたAI「Gemini」もカーソルで呼び出せるようにすると説明している。ウェブページ上の商品を複数選んで「比較して」と頼めば、Geminiが自動で比較してくれる、といった具合だ。

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この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。