ニュース OpenAI、脆弱性の検知・修正を自動化するソフトウェア「Daybreak」 – AI Watch

 OpenAIは、サイバーセキュリティの新たなイニシアチブ「Daybreak」を公開した。このシステムは、AIモデル「GPT-5.5-Cyber」とAIエージェント「Codex Security」を組み合わせ、脆弱性の検知から修正までを自動化することを目的としている。

 Daybreakは、プログラムのソースコードを解析して脅威モデルを構築し、攻撃経路の特定と影響範囲の分析を行なう。発見された脆弱性に対しては、修正用のコードを生成し、その有効性を検証する一連のプロセスを実行する。これにより、攻撃者が欠陥を悪用する前に問題を解消し、開発の初期段階から安全性を確保する体制の構築を目指す。

 利用目的・認証レベルに応じて、GPT-5.5(デフォルト)、GPT-5.5 with Trusted Access for Cyber、GPT-5.5-Cyberの3モデルを用意。利用するには、OpenAIチームか、営業担当に問い合わせる必要がある。

Introducing Daybreak: frontier AI for cyber defenders.

Daybreak brings together the most capable OpenAI models, Codex, and our security partners to accelerate cyber defense and continuously secure software.

A step toward a future where security teams can move at the speed…pic.twitter.com/AGfXhmJb5E

— OpenAI (@OpenAI)May 11, 2026

 また同社は、AI技術を防御側に活用することで、インターネット全体のセキュリティレベルを向上させる方針を示している。既存の対策が事後対応に重点を置いていたのに対し、Daybreakは設計段階からの能動的な防御を重視する構成となっている。

 さらに今後数週間で、業界および政府のパートナーと協力し、反復的な展開アプローチの一環として、サイバー対応能力の高いモデルを段階的に展開する準備を進めていく。