
Adobe(写真=Shutterstock)
Adobeは5月7日、企業のマーケター向けエージェンティックAI「CX Enterprise Coworker」を発表した。Adobe Experience Platform(AEP)やReal-time CDP、Customer Journey Analytics、Journey Optimizerなどと連携し、目標に基づくシグナルの監視や次の打ち手の提示を行う。正式リリースは数カ月以内を予定している。
同社によると、CX Enterprise CoworkerはAEPベースの各種アプリケーションと統合して動作する。マーケティング目標に沿ってシグナルを監視し、次に取るべきアクションを提案する仕組みだ。
企画から実行、最適化までの業務フロー全体をカバーしつつ、重要な意思決定には人が関与できる設計としている。
基盤には、Model Context Protocol(MCP)やAgent-to-Agent(A2A)といったオープン標準を採用した。AWS、Anthropic、Google Cloud、Microsoft、OpenAIなどの主要AIプラットフォームとも連携する。
AdobeはNVIDIAとの協業も進める。NVIDIA OpenShellのセキュアなランタイム環境と、Nemotronのオープンモデルを統合する予定だ。
Adobeでカスタマーエクスペリエンス・オーケストレーション・エンジニアリングを担当するシニアバイスプレジデント、アンジュル・バンブリ氏は「インサイトと実行の間にあるギャップを埋め、ブランドが1対1のパーソナライズ体験を大規模に提供できるよう支援する」とコメントした。