NVIDIAが2016年5月6日にグラフィックスカード「NVIDIA GeForce GTX 1080 / 1070」を発表してから、10年が経過したようだ。「純粋にレイトレーシングやDLSSのない、最後のアーキテクチャだった」として海外テックサイトのVideocardzが報じている。
NVIDIA GeForce GTX 1080 / 1070は、NVIDIA Pascal世代を導入して展開された初めてのグラフィックスカード製品。次いで2017年3月に「GeForce GTX 1080 Ti」も発売されており、2025年12月に現行ドライバでのサポートが打ち切られるまで極めて長い時間を過ごしてきた。
同シリーズではNVIDIA Pascalアーキテクチャが導入された点が特徴で、製造は16nm FinFET。旧世代製品から性能面で大幅なジャンプアップを遂げ、『PUBG: BATTLEGROUNDS』などのブームもあってゲーミングPCへの導入が大きく進んだ製品でもある。GDDR5Xメモリの初採用で高解像度環境でのゲームプレイも強化し、前世代上位モデルを超える性能が手に届く消費電力・価格で利用できるようになった革新的な世代だった。
NVIDIAはPascal世代の次にNVIDIA Turingアーキテクチャへと進展、ブランド名を「GeForcec GTX」から「GeForce RTX」へと改めた。推論とレイトレーシング専用コアを統合してRTX 20シリーズとして展開し、現在のAIによるパラダイムシフト発生に先鞭をつけた。