ClaudeをGWから始めたい方へ|2026年春の料金・新機能まとめ | TECH NOISY

今回は、GWのまとまった時間に、Claudeを始めてみようと考えている方、あるいは「少し前に使っていたけど、最近どうなっているのか気になっている」という方向けの記事です。

Claudeはこの数ヶ月、新しいモデルのリリースや機能の追加が立て続けに起きており、「いつの間にかプランの内容が変わっていた」「メモリ機能って何のこと?」という状況になりがちです。そこでこの記事では、2026年1月〜4月の最新情報を初心者の方にもわかりやすくまとめました。

この記事でわかること:

2026年現在の料金プランと選び方

この4ヶ月のモデル変遷をざっくり理解する

今すぐ試せる注目の新機能「メモリ機能」と「Cowork」

ぜひGWのすき間時間にお読みいただき、Claude活用のスタートダッシュに役立ててください。

① 2026年の料金プランを総整理

2026年現在、Claudeには全部で7つのプランがあります(Teamの2段階を含む)。「気づいたら内容が変わっていた」という方も多いのではないでしょうか。以下の一覧表でまず全体像を把握しましょう。

プラン月額(USD)こんな方にFree$0まず試してみたい方Pro$20個人で本格的に使いたい方Max 5x$100Proでは使い足りなくなった方Max 20x$200毎日ヘビーに使うパワーユーザーTeam Standard$25/シート(年次$20)チームで使いたい企業向けTeam Premium$125/シート(年次$100)チームでOpus 4.7などをフル活用したい方Enterprise要問合せ大規模な法人導入向け

※TeamプランはStandardとPremiumの2段階制です。Standardは月次払い$25/シート(年次払い$20/シート)でProに近い機能をチーム管理機能付きで利用できます。Premiumは月次払い$125/シート(年次払い$100/シート)で、Max相当の使用量とエンタープライズ向け機能が加わります[1]。

「結局どれを選べばいいの?」という疑問に、少しお答えしておきます。

まず試したい方はFree(無料)一択です。登録するだけでSonnet 4.6が使えます。1日あたりのメッセージ数に制限はありますが、Claudeがどんなものかを体感するには十分です。しかも2026年2月のアップデートから、Freeプランでもファイル作成・コネクタ(外部アプリ連携)・スキルが使えるようになりました。さらに3月2日には、メモリ機能も無料ユーザーに開放されていて本領とはいかなくとも、体験はできるかと思います。

本格的に使いたいならProが最もコスパに優れています。月額$20(約3,000円)で、Opus 4.7を含む最新モデルや、Claude Cowork(AIがPCを代わりに操作する機能)など主要機能がフルに使えます。この$20という価格は据え置きのまま、機能が大幅に増えている点は個人ユーザーにとって嬉しいポイントです。

Proでは使い足りなくなった方にはMax $100が新しい選択肢です。Proの約5倍の使用量上限が設けられており、Claude Codeや長時間のエージェント作業をヘビーに行う方に適しています。

2026年2月・3月の大きな動き:Freeプランの機能が大幅拡充 これまで有料プラン限定だったファイル作成・コネクタ・スキルが、2026年2月17日のSonnet 4.6リリースと同時にFreeプランでも利用可能になりました。続いて3月2日には、メモリ機能もFreeを含む全ユーザーへ開放されました。「無料では何もできない」という状況から、かなり変わっています。

② 最新モデルの変遷をざっくり理解する

「モデルって何?」という方も多いと思います。モデルとは、Claudeを動かしている「エンジン」のようなものです。エンジンの種類によって、回答の賢さや速さ、得意なことが変わります。

2026年1月〜4月の4ヶ月間で、モデルは次々と更新されました。時系列で整理するとこのようになります。

2026年2月5日:Opus 4.6リリース。1Mトークン(約75万字相当)のコンテキストウィンドウに対応し、複数のAIが協調して作業する「Agent Teams」機能を搭載

2026年2月17日:Sonnet 4.6リリース。Opus 4.6に迫る性能を、より手頃な価格で提供(APIの入力コストはOpus 4.6の約5分の1、出力コストは約60%)。FreeプランとCoworkのデフォルトモデルに昇格[1]

2026年4月16日:Opus 4.7リリース。現在の最新フラッグシップモデル。SWE-bench Verified 87.6%を記録し、高解像度画像の認識精度も向上

Claudeはバージョンアップのたびに旧モデルが整理され、新しいモデルに移行していきます。今後も同様の流れが続くと予想されますので、「デフォルトのまま使う」「Autoを選ぶ」という方針が初心者には最も無難です。

③ 注目アップデート①:メモリ機能が全ユーザーに解放(3月)

GWに一番手軽に試してほしい変化が、2026年3月2日に全ユーザーへ開放された「メモリ機能」です。一言で表すと、「毎回同じ説明を繰り返す手間」が解消されるアップデートです。

これまでClaudeは、チャットを新しく始めるたびに前の会話を覚えていない状態でスタートしていました。「私は人事部で働いていて……」という説明を毎回入力していた方も多いのではないでしょうか。メモリ機能を使うと、Claudeが過去の会話から自動的に情報を学習・蓄積し、次のチャットに引き継いでくれます。

3つの改善ポイントをまとめます。

① 自動でプロフィールが蓄積される 会話の内容からClaudeが自動で重要な情報(仕事の内容・文体の好み・よく使うツールなど)を学習します。約24時間ごとに処理が実行されるため、今日話した内容が翌日から活かされます。

② 「覚えておいて」で即時追加も可能 チャット中に「私の会社名は○○です。覚えておいてください」と伝えると、24時間の自動処理を待たずにすぐメモリに追加されます。急いで覚えさせたい情報はこの方法が便利です。

③ 自分でいつでも確認・削除できる 設定 → 機能(Capabilities)から、Claudeが現在何を覚えているか一覧で確認できます。不要な情報や古い情報は鉛筆アイコンから修正・削除が可能です。業務で使う方は定期的に内容をチェックする習慣をつけておくと安心です。

プランメモリ機能Free基本的な自動メモリ生成・参照が可能Pro / Max全機能利用可、メモリインポート(他社AIからの移行)対応Team / Enterprise組織管理機能と組み合わせて利用可能

※ メモリ機能の詳しい使い方はこちらの記事をご参照ください→ 【無料プランにも解禁!】Claudeのメモリ機能とは?仕組み・使い方・注意点を初心者向けに解説

④ 注目アップデート②:Claude Coworkが正式提供に(4月GA)

もう一つ注目したい変化が、2026年4月9日に正式提供(GA)となった「Claude Cowork」です。一言で表すと、「AIがチャット画面を飛び出して、あなたのPCで実際に作業してくれる」機能です。

これまでClaudeはチャット欄に文章を打って返答をもらうツールでした。Coworkはその概念を大きく変えます。指定したフォルダにアクセスし、ファイルを読み取り・作成・整理したり、GmailやGoogleカレンダーと連携してメールをチェックしたりと、まるでAIの同僚を雇ったような使い方ができます。

1月のリサーチプレビュー開始から4月のGA(一般提供)までの間に、3つの大きな改善が加わりました。

① スケジュール済みタスク(2月25日追加) 「毎週月曜日の朝に先週のメールをまとめておいて」という定型作業を、一度設定するだけで自動化できます。毎回指示しなくても、Claudeが決まった時間に動いてくれます。

② Dispatch(3月17日追加) スマホのClaudeアプリから、自宅や会社のPCで動いているCoworkに指示を送れる機能です。外出先から「あのファイルを確認しておいて」と一言送るだけで、帰宅後には作業が完了しています。現在はPro/Maxプランのリサーチプレビューです[3]。

③ プラグインマーケットプレイス(2月追加) Slack・Notion・Google Driveなど多数の外部サービスとの連携が、プラグインをインストールするだけで簡単に追加できるようになりました。

プランCoworkFree利用不可Pro / Max全機能利用可(Dispatch含む)Team / Enterprise管理者コントロール・ロールベースアクセス制御あり

まず試してみたい方は、Claude Desktopアプリをインストールするところからスタートです。ターミナル操作は一切不要で、チャット形式で指示を出すだけで使えます。

※ Coworkの基本的な使い方はこちらの記事をご参照ください→ Claude Coworkとは?初心者向け使い方ガイド【2026年最新版】

まとめ

2026年1〜4月のClaudeをひとことで表すなら、「話しかけるAI」から「一緒に仕事をするAI」への変化が本格化した4ヶ月です。

GW中に試してほしいアクションを3つお伝えします。

メモリ機能をオンにして、自分のプロフィールを登録してみる:設定 → 機能(Capabilities)からすぐに確認できます。「私は○○の仕事をしています。覚えておいてください」と一言送るだけでOKです

Sonnet 4.6(またはAuto)で「最近の仕事の悩み」を相談してみる:無料プランでも使えます。ゼロから試せる最短ルートです

Claude Desktopをインストールして、Coworkを1タスク試してみる:まずはファイルの整理や簡単なリサーチから始めるのがおすすめです

GW明けには、AIを一つ使いこなせている自分がいるはずです。ぜひこの連休を、Claudeを始めるきっかけにしてみてください。

Claude初心者にオススメの記事

※ Claudeの設定についてはこちらの記事をご参照ください→ Claude初心者必見!やらないと後悔する初期設定【2026年 最新版】

※ コネクタ機能についてはこちらの記事をご参照ください→ ClaudeのGmail・Googleカレンダー連携完全ガイド【初心者向け・コネクタ機能】

※ プロジェクト機能についてはこちらの記事をご参照ください→ Claudeのプロジェクト機能とは?使い方・活用例を初心者向けに解説【2026年最新版】

よくある質問(FAQ)

Q1. 2026年現在、Claudeの無料プランで何ができますか?

Sonnet 4.6モデルが利用でき、テキストによる質問・回答・文書作成・翻訳などの基本機能が使えます。1日あたりのメッセージ数に上限がありますが、Claudeを試すには十分な量です。2026年2月以降はファイル作成・コネクタ(Gmail・Googleカレンダー連携など)・スキルが無料プランで利用可能になり、さらに3月2日からはメモリ機能も開放されました。Opus 4.7やClaude CoworkはPro以上のプランが必要です。

Q2. ProとMaxはどちらがお得ですか?

本格的な活用を考えるなら、まずProプラン(月額$20)をおすすめします。Opus 4.7を含む最新モデルやCoworkなど主要機能がフルに使え、個人ユーザーの大半はProで十分です。Max($100/$200)は、Claude CodeをAPIで大量に使う開発者や、1日中エージェント作業を回し続けるようなヘビーユーザー向けです。まずProから始めて、使い足りなくなったタイミングでアップグレードを検討してみてください。

Q3. Sonnet 4.6とOpus 4.7の違いは何ですか?

Sonnet 4.6は「コスパ最強のバランスモデル」、Opus 4.7は「最高精度のフラッグシップモデル」という位置づけです。実際の性能差はSWE-benchベンチマークで約8ポイント(Sonnet: 79.6% vs Opus: 87.6%)ですが、文章作成・翻訳・日常的な質問への回答など一般的な用途ではSonnet 4.6でも十分な品質が得られます。Opus 4.7はFreeプランでは利用できず、Pro以上が必要です。

Q4. メモリ機能をオフにすることはできますか?

はい、設定から無効化できます。設定 → 機能(Capabilities)→「チャット履歴からメモリを生成する」のトグルをオフにすることで、自動メモリ生成を止められます。また特定のメモリだけを削除したい場合は、「メモリの表示と編集(View and edit memory)」から個別に確認・削除が可能です。業務上の機密情報を扱う際は、こまめな確認をおすすめします。

Q5. Claude Coworkを使うには何が必要ですか?

まずClaude Desktopアプリ(PCにインストールする専用アプリ)が必要です。対応OSはmacOS 11以上(Intel/Apple Siliconどちらも対応)とWindows x64です。プランはPro以上が必要で、Freeプランでは利用できません。設定はアプリをインストールしてClaude.aiアカウントでログインするだけで完了します。ターミナル操作やプログラミング知識は不要です。

最終更新日:2026年05月03日

※免責事項 本記事の情報は執筆時点のものです。AI技術は急速に進歩しているため、最新情報については各サービスの公式サイトをご確認ください。

Citations:

[1] リリースノート | Anthropicヘルプセンター
[2] リリースノート(Opus 4.7) | Anthropicヘルプセンター
[3] Claude Coworkの任意の場所からタスクを割り当てる | Anthropicヘルプセンター
[4] Memory for free users(2026年3月2日)| リリースノート | Anthropicヘルプセンター

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