テイラー・スウィフト、AI不正使用対策で声と肖像を商標登録 | Vogue Japan

テイラー・スウィフトTaylor Swift performs onstage during Taylor Swift | The Eras Tour at Caesars Superdome on October 25 2024 in...

Photo: Erika Goldring/TAS24/Getty Images

テイラー・スウィフトが4月24日(現地時間)、自分の声と肖像の商標登録を申請した。『Variety』によると、テイラーが申請したのは、彼女の声で「Hey, it’s Taylor Swift(ハイ、テイラー・スウィフトです)」「Hey, it’s Taylor(ハイ、テイラーです)」と話す音声、そしてピンク色のギターを手にステージに立つ画像。AIによる不正使用への対抗策だとみられる。

AI技術が飛躍的に進歩を遂げる中、スカーレット・ヨハンソンが自身の名前と肖像を無断でオンライン広告に使用され、法的措置を講じるなど、著名人の肖像や音声の不正使用が問題となっている。テイラーもまた、フェイスブックやインスタグラムなどメタ・プラットフォームズのSNSにて、彼女の名前や画像を不正使用したチャットボットが見つかったほか、オンライン上に彼女の肖像を利用したポルノ画像が出回るなどの被害を受けた。また2024年の米国大統領選挙の前には、当時候補者だったドナルド・トランプ大統領が、テイラーからの支持を示唆する偽のAI生成画像をシェアしたことも物議を醸した。

こうした状況を受け、マシュー・マコノヒーは2023年12月に彼のキメ台詞である「オーライ、オーライ、オーライ!」という音声などの権利を米国特許商標庁(USPTO)に申請し、2025年12月までに8件の商標を取得。マコノヒーの弁護士は、商標権を持つことで、個人の肖像権を無断で商業利用することを禁じる法律のない州においても、商標権侵害として法的措置を取ることが可能になるとしている。

Text: Tae Terai