IBM Japan Newsroom – ニュースリリース

脆弱性の発見や自律的な攻撃を可能にする最先端AIモデルによってもたらされる新たなリスクを特定・測定するための、新しいIBMサイバーセキュリティー・アセスメントを提供

IBMのAIエージェントで構成される新しいマシン・スピードのサービス「IBM Autonomous Security」により、人手だけでは対応しきれない速度での脆弱性修復の自動化を支援

2026年04月24日

【米国ニューヨーク州アーモンク – 2026年4月15日(現地時間)発】

IBMは本日、攻撃者が最先端のAIモデルを武器化し始める中で、新たな世代のサイバー脅威に対抗するための新しいサイバーセキュリティー対策を発表しました。

 

攻撃者はすでに、攻撃ライフサイクルのあらゆる段階を加速させるために最先端AIモデルを活用しています。これらのモデルは攻撃能力における大きな転換点となり、高度な攻撃を実行するために必要な時間、コスト、専門性を大幅に引き下げ、組織を継続的な事業中断へと押しやる可能性があります。攻撃がマシン・スピードで進行する中、分断されたツールや手作業のプロセスに基づくセキュリティー・プログラムは、ますます対応が困難になっています。エージェント型の敵対者に対抗するには、自律的で大規模に連携したセキュリティー・プログラムが求められます。

 

最先端モデルの脅威に対応するエンタープライズ向けサイバーセキュリティー・アセスメント

エンタープライズ企業は、広範で複雑なIT環境を運用しており、体系化が難しいことから、最先端モデルが弱点を特定し、それを迅速に攻撃経路に変えるのに格好の環境になっています。この課題に対応するため、IBM Consultingは、エージェント型の脅威への備えを評価するための新しいサイバーセキュリティー・アセスメントの提供を開始します。このアセスメントは、IBMがテクノロジー・パートナーとともに提供し、お客様が自社の環境全体にわたり必要な支援を受けられるようにします。

 

このアセスメントでは、セキュリティー上のギャップ、ポリシーの弱点、AI特有のリスク、そして潜在的な攻撃経路を詳細に可視化します。また、即時にソフトウェア修正が不可能な場合の暫定的な対策を含め、優先順位付けされた緩和策の指針も提供します。さらに、より高度な自動化やアーキテクチャーの整合性向上を通じて、検知および対応を加速する機会を明らかにします。


 

IBM Autonomous Securityを発表

エンタープライズ企業がAIによって生成される攻撃のスピードと高度化に対応する必要があることを踏まえ、IBMは、マルチ・エージェントを基盤としたサービス「IBM Autonomous Security」を発表しました。このサービスは、マシン・スピードでの協調的な意思決定、対応、インテリジェンスの提供を目的としています。

 

IBM Autonomous Securityは、組織のセキュリティー・スタック全体にわたって動作する、相互運用可能でベンダーに依存しないデジタル・ワーカーを統合し、セキュリティー・プログラムを分断されたツールの集合体ではなく、一つのシステムとして機能させます。本サービスは、脅威がますます自律化・自己最適化する中で、セキュリティー・プログラムの運用方法を根本から再構築するよう設計されています。

 

本サービスは、連携したAIエージェントを用いて、ソフトウェアの露出や実行時環境を分析し、攻撃経路の理解、セキュリティー衛生の改善、セキュリティー・ツール全体にわたるポリシーの適用、異常の検知、そして最小限の人手による脅威の封じ込めを行います。得られた知見はガバナンスおよびリスク管理システムに直接反映され、最新のセキュリティーおよびコンプライアンス状況を把握できるようにすることで、攻撃にさらされる期間の短縮や高速な攻撃への封じ込めを支援します。

 

さらに、アイデンティティー、リスク、ガバナンスの各機能にセキュリティーを拡張し、IT、OT、そして業務プロセス全体にわたるAIシステムと接続することで、IBM Autonomous Securityは、検知から修復までの変革、コンプライアンス対応の強化、運用上の摩擦低減、そしてレジリエンスの向上を支援します。

 

IBM Consulting サイバーセキュリティー・サービス担当グローバル・マネージング・パートナーであるマーク・ヒューズ(Mark Hughes)は、次のように述べています。 「最先端モデルは、動きが速く、全体に影響を及ぼし、ますます自律化する新たなエンタープライズ脅威のカテゴリーを生み出しています。この脅威に対処するには、システム全体としての防御が必要です。AIによる攻撃には、AIによる防御が求められます。それがIBMが提供するものです」

 

エージェント型脅威の環境において、防御上の優位性は個々のツールからではなく、セキュリティー・プログラムがどれだけ迅速かつ一貫して行動できるかによってもたらされます。IBMは、マシン・スピードに匹敵するレジリエンスが求められるサイバーセキュリティーの重要な転換点に向けて、組織の備えを支援していきます。

 

当報道資料は、2026年4月15日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳をもとにしています。こちらを参照ください。

 

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