Googleは4月23日、個人・中小企業・公共部門を対象とする新たなAIトレーニングプログラムを日本で提供開始したと発表した。AIの活用が「実践」の段階に移ったとの認識を示し、対象別に4つのプログラムを揃えた。
業務でAIを使いこなす実践力の習得を狙う個人向けのオンライン認定プログラムをはじめ、リーダー層向けのマネジメント研修、中小企業向けの生成AI入門、自治体・中央省庁など公共部門向けの対面研修まで、レイヤー別に体系化したのが特徴だ。
先着1万名に無償提供
Googleは日本語版のオンライン講座として、個人向けの「Google AI プロフェッショナル認定証」と、リーダー層向けの「Google People Management Essentials」を提供する。通常はいずれも有料だが、Googleが主幹事を務める「日本リスキリングコンソーシアム」経由で先着各1万人が無料で受講できる。
どちらの講座も、GeminiアプリやNotebookLM、Google AI Studioなどを使った20以上の実践演習を通じて、リサーチ、発想支援、コンテンツ作成、データ分析、バイブコーディングなどのスキルを学べるほか、申請により「Google AI Pro」を3カ月無料で利用できる。
中小企業・公共部門にも照準、リスキリング受講者は累計60万人突破
中小企業向けには、無償のオンライントレーニングプログラム「はじめての生成AI活用」を新設した。日本企業の99.7%を占めるとされる中小企業のビジネスシーンや課題に寄り添い、生成AIの基礎から日々の業務に直結する活用法までを体系的に学べる構成だという。適切なプロンプトのコツや、企画・リサーチなどの具体的事例を通じて、限られた人員でも生産性・創造性を高めるスキル習得を目指す。
公共部門向けには、自治体や中央省庁などに提供してきた「AI Connect アカデミー」を実践演習の拡充などでアップデートし、引き続き無償で提供する。対面式の研修で、これまで受講者の93%が内容に満足、92%が「業務活用への理解度が深まった」と評価しているという。
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