エリオット スミス (Elliott Smith)
※本ブログは、米国時間2025年8月7日(木)に公開された “Microsoft incorporates OpenAI’s GPT-5 into consumer, developer and enterprise offerings – Source” の抄訳を基に掲載しています。
マイクロソフトは本日、OpenAI の最も高性能で直感的な AI システムである GPT-5 を、幅広い製品に統合することを発表します。これによりプラットフォーム全体での推論能力の向上とコーディングやチャット等の各種製品を強化します。Azure 上でトレーニングされた GPT-5 には、OpenAI の最新の推論モデルと、高速かつスマートなモデルが含まれ、一般ユーザー、エンタープライズ、開発者のいずれの利用シーンでも、目的に応じた最適なツールをユーザーに提供します。
Microsoft 365 Copilot および Microsoft Copilot をお使いのエンタープライズおよび一般ユーザーの皆さんは自動的に、この強力で新しい AI 推論機能の恩恵を受けることができます。ますます複雑なタスクへの対応が可能になり、日常的なユースケースにおいても、迅速かつ創造的な応答を得ることができます。また、リアルタイムルーターが最適なモデルを選択するため、ユーザーはどのモデルが最適かを選ぶ必要はありません。
マイクロソフトのプラットフォームを利用する開発者も、OpenAI GPT-5 にアクセスできます。たとえば、GitHub Copilot や Visual Studio Code では OpenAI の最も進化したモデルでコードの記述やテスト、展開を行うことができます。また、エージェント型タスクにおいても、「より長く複雑なコーディングタスクを完了でき、長時間にわたるタスクをエンドツーエンドで実行する能力に優れている」と同社が説明する通り、その能力を発揮します。Azure AI Foundry においても、本日より開発者は最新の GPT-5 モデルにアクセスできます。もちろん、Azure のエンタープライズグレードのセキュリティ、コンプライアンス、プライバシー保護の下でお使いいただけます。開発者においても、Azure AI Foundry に組み込まれたマイクロソフトのモデルルーターによって、最適なモデル選択をサポートします。
マイクロソフト AI レッドチーム では、重要な AI システムをリリース前に検証し、潜在的なリスクの予測と軽減に努めています。今回の GPT-5 の推論モデルについても、厳格なセキュリティプロトコルで検証を実施しました。結果、同推論モデルは、マルウェア生成、詐欺/スキャムの自動化、その他の悪質な行為など、複数の攻撃手法に対して、過去の OpenAI モデルの中でも最も強力な AI セーフティプロファイルを示すことが確認されました。
各製品やプラットフォームにおけるアップグレードは本日から開始され、マイクロソフトの一般ユーザー、開発者、エンタープライズユーザーは、GPT-5 モデルの高度な知能と推論能力に即座にアクセスすることができます。以下は、マイクロソフト製品およびプラットフォームにおける GPT-5 モデル展開の詳細です:

Microsoft 365 Copilot
GPT-5 により、Microsoft 365 Copilot は、より複雑な質問への推論、長い会話の中での一貫性の維持、より優れた文脈理解を実現します。
Copilot は、より複雑な問題にも対応できるようになります。Microsoft 365 Copilot ライセンスを持つお客様は、メール、ドキュメント、ファイルをもとに推論を行うことができ、エンタープライズユーザーは OpenAI の最先端モデルを活用して業務を効率化し、生産性を向上させることができます。
GPT-5 は、カスタムエージェントを構築するためのプラットフォームである Microsoft Copilot Studio でも利用可能です。最新モデルを利用したい場合は、カスタムプロンプトで GPT-5 を選択してください。より複雑な業務プロセスに対応するエージェントを構築することができます。