横山 皓大=AI・データラボ/日経クロステック
2025.10.14
出典:日経クロステック、2025年10月10日
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リコーは2025年10月10日、金融業務特化型LLM(大規模言語モデル)「Llama-3.3-Ricoh-70B-20251001」を開発したと発表した。日本語性能は米OpenAI(オープンAI)が提供するLLM「GPT-5」に匹敵し、さらに日本語金融ベンチマークでは他の最先端モデルの性能を上回ったという。融資稟議(りんぎ)業務をはじめとした専門的な業務遂行能力を強化した点が特徴である。
リコーが開発したLLMのパラメーター数は700億。日本語能力が高いLLM「Llama-3.3-Swallow-70B-Instruct-v0.4」を基に、金融業特有の専門用語や知識を追加学習した。加えて、多段推論能力(Chain-of-Thought)を獲得させ、専門的な金融の業務をこなす能力を高めた。
新しいLLMはオンプレミス環境で提供され、顧客企業の固有データを追加学習できる。リコーは今後、製造業や医療といった他の業種・業務に適用可能な特化モデルの開発を進めるという。
