Microsoftが、Anthropicとの新たなパートナーシップへの投資を進めつつ、OpenAIから距離を取ろうとしている。
Microsoftは米国時間9月24日、Anthropicのフロンティアモデルである「Claude Sonnet 4」と「Claude Opus 4.1」が同社のAIアシスタント「Copilot」で利用できるようになったと発表した。
「Copilotでは今後もOpenAIの最新モデルが使われ、さらに今回そこに、Anthropicのモデルも利用できるという柔軟性が加わる」と、MicrosoftでCopilotの事業産業部門のプレジデントを務めるCharles Lamanna氏はブログ記事で述べている。
ResearcherではClaude Opus 4.1も選択可能に
「Microsoft 365 Copilot」のサブスクリプション契約者であれば、今後はCopilot内のAIエージェント「Researcher」を利用する際に、OpenAIの推論モデルとClaudeのOpus 4.1のどちらかを選択できるようになる。Researcherは複数のステップにまたがる複雑なタスクを扱えるように作られた、Copilot内のAIエージェントだ。
今後はResearcherの利用中に、Copilotの右上に「Try Claude」(Claudeを試す)というボタンが表示される。これを選択すると、デフォルトで使われているOpenAIのモデルに代わってOpus 4.1が起動する。
Copilot StudioではClaudeモデルが利用可能に
また、2024年にサービスが始まったユーザーがカスタムエージェントを設計できるプラットフォーム「Copilot Studio」でも、ClaudeのSonnet 4とOpus 4.1が利用できるようになった。Copilot Studioには、複数のモデルを組み合わせて使える機能がある。そのため、OpenAI、Anthropic、あるいはAzure上でホストされるその他のモデルの要素を取り込んだエージェントを設計することが可能だ。
Copilot Studioで作成するカスタムエージェントでデフォルトで使われるモデルが、OpenAIの「GPT-4o」であることに変わりはない。OpenAIのほかのモデルや、今回、利用可能になったClaudeの2つのモデルのどちらかを選択するには、「Details」(詳細)セクションの「Agent’s model」(エージェントのモデル)項目の右端にある三点リーダーをクリックすればいい。この操作をすると新たなウィンドウが開くので、そこでドロップダウンメニューをクリックし、利用可能な全モデルから使用するモデルを選ぶことができる。
ドロップダウンメニューで表示されるリストでは、Claudeの2つのモデルについて「external」(外部)との表記がある。Microsoftのサーバーでモデルがホスティングされておらず、Anthropicのサービス利用規約に従うことになるためだ。

提供:alexsl/iStock Unreleased via Getty Images
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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