
ブダノフ氏、2026年1月2日の提供写真 Ukrainian Presidential Press Service/Handout via REUTERS/File Photo
[キーウ 10日 ロイター] – ウクライナのブダノフ大統領府長官は、ロシアとの戦争終結合意に向け両国は進展しているとの見解を示した。ブルームバーグが10日、報じた。
ゼレンスキー大統領が1月に長官に任命したブダノフ氏は4日のインタビューで、合意に向けた進展が見られると述べたが、主要な障害となっている領土問題に関する妥協案については言及を避けた。
報道によると、「まだ最終決定は下されていない。しかし原則として、受け入れ可能な限界について誰もが明確に理解している。これは大きな進展だ」と指摘。「皆が戦争終結の必要性を理解している。だからこそ交渉している。そう長くはかからないと思う」と述べた。
米国が仲介するロシアとの協議でブダノフ氏は主要担当者となっている。今年行われた数回の協議で得られた唯一の具体的な成果は、捕虜の交換だった。3月に行われた最新の交換では500人を交換した。
ウクライナ当局者によると、今週末の正教会復活祭(イースター)を前に、さらなる捕虜交換が行われる可能性があるという。ロシアは正教会復活祭に合わせて2日間にわたる停戦を発表し、ウクライナもこれに応じた。
ブダノフ氏は、これまでの協議で両国は「強硬な」立場を維持してきたが、妥協点を見出すことに近づくと見込んでいると指摘した。
ロシアは、ウクライナが依然統治しているドンバス地域の一部からの撤退を要求、ウクライナはこれを拒否している。
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