過去にAzureでAIモデル基盤のハードウェア・ソフトウェア開発を主導

マイクロソフトのクラウド部門幹部であるEric BoydがAnthropicに移り、同インフラ部門の責任者に就任します。

同氏はLinkedInへの投稿で自身のキャリア変更を明らかにし、次のように述べています。「本日(4/8)、Anthropicの素晴らしいチームに加わり、インフラチームを率いることをとても楽しみにしています。LLMの急速な進化を最前列で見守る立場にいられたことは大変恵まれた経験でしたし、Anthropicのチームは本当に特別です。最先端のモデルとその使命に真摯に取り組む文化が組み合わさっており、とても刺激を受けています。貢献できることを心待ちにしています。」

Eric Boydは、2009年にマイクロソフトへ入社しました。2018年からはAzure AIチームを率い、自身のキャリアで最も刺激的な章が始まったと振り返っています。「大規模言語モデルが登場し、Microsoft FoundryやAzure OpenAI Serviceを通じてそれらを世界に届けるという特権を得ました。この3年間、その波に乗れたことは本当に特別な経験であり、今後も感謝し続けるでしょう」と同氏はコメントしています。

Azure AIチームを率いるなかで、同氏は、OpenAIがAIモデルの学習および運用に使用したマイクロソフトのAI向けコンピュートクラスターの計画を支援しました。

The Informationの報道によると、Anthropicがクラウド分野のベテラン幹部の採用を進めるなかで、Eric Boydは同社に加わりました。Anthropicは、Google出身の元幹部2人を採用したとされており、今後数年間で10GWを超える電力容量の確保についても協議していると伝えられています。

今月初めには、AnthropicがGoogleおよびBroadcomと契約を結び、2027年から稼働予定のTPUについて、3.5GW分の開発またはリースを行うことが明らかになりました。

2026年2月には、AnthropicがシリーズGラウンドで300億ドルを調達し、資金調達後の企業評価額は3,800億ドルに達しました。このラウンドはGICおよびCoatueが主導し、マイクロソフトとNVIDIAも、以前に約束されていた150億ドル投資の一部として出資しています。取引を発表する声明の中でAnthropicは、年間換算収益(RRR)が300億ドルに達し、2025年末時点の約90億ドルから大幅に増加したと述べています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。