
米ワシントンのホワイトハウス。4月1日撮影(2026年 ロイター/エヴァン・ヴッチ)
[9日 ロイター] – 米ホワイトハウスはトランプ大統領がイランのエネルギー施設への攻撃延期を表明した翌日の3月24日、職員に対し、先物市場で自身の立場を利用した取引を行わないよう警告するメールを送っていたことが分かった。ホワイトハウス当局者が9日明らかにした。
トランプ氏による一部の主要な政策発表の前にはタイミングの良い取引が行われた事例が見られ、専門家の間では情報が何らかの形で事前に漏洩していたのではないかとの見方も出ている。
取引所データとロイターの算出によると、トランプ氏が3月23日にイランのエネルギー施設への攻撃を5日間延期すると発表した直前の1分間に、1人または複数の身元不明のトレーダーが5億ドル規模の原油先物取引を手がけていた。発表を受けて原油価格は15%急落した。
ホワイトハウスのイングル報道官はロイターに対し「トランプ氏は全ての人にとって力強く利益をもたらす株式市場を求めているが、議員や他の政府当局者が金銭的利益を得るために非公開情報を利用することは禁止されるべきだ」と述べた。
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