
ドイツのメルツ首相は9日、イランに対する軍事攻撃を巡り北大西洋条約機構(NATO)が分裂することは望んでいないと述べた。また、米国がドイツに駐留している部隊を引き揚げる可能性について、トランプ米大統領と協議したことはないと明らかにした。4月9日撮影(2026年 ロイター/Nadja Wohlleben)
[ベルリン 9日 ロイター] – ドイツのメルツ首相は9日、イランに対する軍事攻撃を巡り北大西洋条約機構(NATO)が分裂することは望んでいないと述べた。また、米国がドイツに駐留している部隊を引き揚げる可能性について、トランプ米大統領と協議したことはないと明らかにした。
メルツ首相はベルリンで記者団に対し「安全保障を保証するNATOの分裂は望んでいない」とし、ドイツは米国や欧州の同盟国と連携し、中東での戦闘の終結に向けイランとの協議を再開していると明らかにした上で、8日に行ったトランプ大統領との電話会談でイランとの交渉を急ぐよう呼びかけたほか、原油輸送の要衝ホルムズ海峡の安全確保にドイツも協力する用意があると伝えたと明らかにした。
ドイツが協力するには国連安全保障理事会など国際的な権限付与のほか、国内的にはドイツ連邦議会による決議が必要になるが、トランプ氏はその点を十分理解していると指摘。トランプ氏はドイツの立場を尊重しており、向こう数日以内にドイツが何らかの決定を迫られることはないと語った。
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