安全かつ管理可能な全体設計から運用まで、セキュリティ・ガバナンス対策を支援

博報堂DYグループでデジタルマーケティングサービス事業のHakuhodo DY ONEは、AIエージェントと外部データや業務システムをつなぐ「MCP」の導入支援を開始すると4月9日に発表した。MCP導入を設計から実装・運用まで一貫してサポートする。AIエージェントの業務適用が急速に進む中で顕在化したセキュリティ・ガバナンス上の課題を解決して、企業のAI活用を後押しする。

Hakuhodo DY ONE、安全かつ管理可能な形でAIエージェントと業務システムをつなぐMCP導入支援を開始

MCP(Model Context Protocol)は、外部のデータや業務システムとのAI連携を標準化するオープン規格。米国Anthropicが2024年11月に発表した。支援サービスは複数の業務システムにAIエージェントがアクセスすることを前提に、接続先のホワイトリスト管理、操作範囲を定義する権限設計、操作ログの記録と可視化、異常検知とインシデント対応、既存のID管理との連携に対応する。

生成AIの業務活用拡大に伴い、AIエージェントが外部のSaaSや内部の社内データベースなどの業務システムとの接続を前提に、情報の取得や更新、処理実行を自律的に担う活用が増えている。ただ、こうした連携を担うMCPは、AIと外部との接続を標準化する仕組みなので、接続先の管理や権限設定、ログ記録、認証などの機能は含まれていない。このため同社は「安全かつ管理可能な形でつなぐ」ための設計、実装、運用を一貫して支援する。

この記事の筆者

小島昇(Web担編集部)

フリーランス記者・編集者。インプレス「Web担当者Forum」でニュース記事を担当。「ASCII STARTUP」などでも執筆。東洋経済新報社の会社四季報編集部記者。毎日新聞社で電機メーカーや通信業界、東証、総務・経産・国交省などを取材し、ニュースサイトの編集10年を経て2019年9月退社し独立。
X(旧twitter):@nobochan