OpenAIの月額20ドルの「Plus」プランでChatGPTの利用上限にすぐ達してしまう“Vibe coder”(AIを活用して自然言語でプログラムを生成する人)は今後、上限のリセットを待つか、月額200ドルの上位プランに移行するかという二者択一を迫られずに済みそうだ。

 OpenAIは現地時間4月9日、新たに月額100ドルの「Pro」プランを導入すると発表した。需要が高まっているコーディングアプリ「Codex」で、より高い利用上限を利用できるようにする。

 AIによるコーディング支援ツールはここ数カ月で急速に存在感を増している。Anthropicの「Claude Code」は2025年末に大きな話題を呼び、OpenAIの「Codex」も2026年に入って利用が拡大している。OpenAIによると、Codexの利用量は前月比で70%以上増加したという。

 背景にあるのは、AIにアプリやツールのコード設計や記述を任せる使い方が、単にチャットする場合よりもはるかに多くのトークンを消費する点だ。トークンはAI生成における基本単位であり、コーディング用途では負荷が大きくなりやすい。

 OpenAIは発表の中で、新たな低価格帯のProプランについて、Plusプランの10倍の価格となる月額200ドルプランを選ばなくても、より長くコーディングや制作に取り組みたいユーザー向けの中間的な選択肢と位置付けている。

 新プランでは、Codexの利用上限がPlusプランの5倍に引き上げられるほか、既存の月額200ドルのProプランで提供している各種機能も利用できる。これには「ChatGPT Pro」モデルへのアクセスが含まれる。加えて、「Instant」モデルと「Thinking」モデルは無制限で利用可能になる。

 一方、月額200ドルのProプランでは、利用上限はPlusプランの20倍に設定されている。

 Anthropicも同様の価格体系を採用している。Claudeのサブスクリプションでは、月額20ドルプランの5倍の利用枠を提供する「Claude Max 5x」を月額100ドルで、20倍の利用枠を提供する「Claude Max 20x」を月額200ドルで展開している。

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この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。