
ホルムズ海峡の地図 REUTERS/Dado Ruvic/Illustration/File Photo
[ロンドン 9日 ロイター] – イランと米国が2週間の停戦で合意したが、石油輸送の要衝であるホルムズ海峡での船舶の往来は事実上停滞したままだ。過去24時間でホルムズ海峡を通過したのは石油製品タンカー1隻とばら積み貨物船6隻の計7隻と、2月28日以前の1日平均140隻の1割にも満たないことが、ケプラーやロイズ・リスト・インテリジェンス、シグナル・オーシャンの船舶追跡データの分析で分かった。
イランのタスニム通信は9日、イランの精鋭部隊「イスラム革命防衛隊(IRGC)」が、
通常航路における機雷の危険を避けるため、海峡に入る船舶はララク島の北側を通り、出る場合は南側を通るよう、
船舶に指示したと報じた。
Iran’s IRGC navy issues map to guide ships around Hormuz mines
イランは海峡を通過する船舶に通行料を課す可能性を示唆しており、報道によるとその額は200万ドルとも言われている。船舶追跡データによれば、すでにララク島周辺の通常とは異なるルートを取っている船舶もある。
ここ数日で3隻のタンカーを通過させることに成功した商船三井9104.T, opens new tabの田村城太郎社長は9日、2週間の停戦下での対応について、日本政府からの指導を待っていると語った。
2月28日に米・イスラエルによるイランへの攻撃が始まって以降、1日あたりの通過船舶数はわずか数隻にとどまっている。
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