Googleは2026年4月8日、AIを統合した新しいGoogle Financeを100か国以上で順次展開することを発表した。これにより、これまで米国とインドで先行提供されていた新しいGoogle Financeが、日本を含む100か国以上で順次利用可能になる。実際に、日本語の画面でも利用できることを確認した。
Now rolling out: The new AI-powered Google Finance is landing in 100+ countries, including Australia, Brazil, Canada, Indonesia, Japan and Mexico.
Great for digging into market research, catching live earnings transcripts or tracking crypto & commodities in real time.
If you’ve… pic.twitter.com/9GmKzxv6wq
— Robby Stein (@rmstein) April 8, 2026
Googleは、昨年8月に米国で新しいAI搭載Google Financeのテストを開始し、昨年11月にはDeep Searchや予測市場データ、決算関連機能の追加を発表するとともに、新しいGoogle Financeのインド展開も開始していた。
このAIを統合したGoogle Financeはベータ版として提供されており、画面上部に配置された「クラシック」版と「ベータ版」のボタンから切り替えて利用できる。

新しいGoogle Financeには、金融市場をより多角的に分析・把握するための各種機能が備わっている。主な新機能は以下のとおり。
AIによる調査:市場に関する複雑な質問から個別銘柄の詳細まで、さまざまな質問が可能。回答では詳細情報へのリンクも提供される。
高度な視覚化:新しいチャートツールにより、移動平均エンベロープやローソク足チャートなどのテクニカル指標を切り替えられるようになっている。
リアルタイム情報:刷新されたニュースフィードと、コモディティおよび暗号通貨に関するデータの拡充で、市場の最新情報を把握できるようになっている。
決算発表の追跡:企業の決算発表について、ライブ音声ストリームや同期字幕、AIによる洞察を用いて追跡できるとしている。
実際の画面下部にはプロンプト入力欄があり、「今日の市場はどうなっていますか?」といった質問を入力できるようになっている。ここから対話的な検索を開始できるほか、回答とともに関連するトピックが提示され、さらに詳しく調べることもできるようになっている。

なお、画面下部にAIコンテンツの免責事項も記載されているとおり、AIによる生成情報の取り扱いには留意する必要がある。