Linux Foundationは12月9日、AIエージェント技術の透明性と協調的な発展を目的とする「Agentic AI Foundation(AAIF)」の設立を発表した。設立の初期貢献として、Anthropicの「Model Context Protocol(MCP)」、Blockの「goose」、OpenAIの「AGENTS.md」が寄与されている。
MCPはAIモデルをツールやデータ、各種アプリケーションへ接続するためのユニバーサルプロトコルであり、2024年11月以降、10,000以上のサーバーが公開されている。主要なAIプラットフォームでも採用されており、開発者や企業による導入が進む。
gooseは2025年初頭に登場したオープンソースのAIエージェントフレームワークで、ローカル環境での運用に合わせた設計やMCPとの連携性を特徴とする。ブロックチェーン関連でも活動するBlockが中心となって開発している。
AGENTS.mdはOpenAIが今年の8月に公開したもので、AIコーディングエージェントが異なるリポジトリやツールチェーンで一貫した動作を行うためのプロジェクト固有のガイダンスを提供するシンプルな標準だ。既に多くのプロジェクトやエージェント開発基盤に導入されている。
AAIFのプラチナメンバーにはAmazon Web Services、Anthropic、Block、Bloomberg、Cloudflare、Google、Microsoft、OpenAIなどが名を連ねている。Linux Foundationは、「中立的な基盤上での運営により、AIインフラの将来に必要な安定性と透明性を確保する」としている。
