井坂 匡希=日経クロステック/日経コンピュータ
2026.04.08
出典:日経クロステック、2026年4月7日
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レノボ・ジャパンは2026年4月7日、同社のPC「ThinkPad」シリーズの新製品を発表した。同日に販売価格が公表された製品は、前モデルの販売価格より1.7倍以上に高くなった。
価格が公表されたのは上位モデルの2機種。1機種目の「ThinkPad X1 Carbon Gen 14 Aura Edition」は、2025年3月発表の前モデル(Gen 13)の販売価格(税込み)が37万6200円からだったが、約1.74倍の65万4060円からとなった。2機種目の「ThinkPad X1 2-in-1 Gen 11 Aura Edition」は、前モデル(Gen 10)が39万7100円からだったが、70万7960円からと約1.78倍になった。
レノボ・ジャパンの塚本泰通執行役員副社長開発担当は「値上げの主な理由は、メモリーをはじめとした部材の高騰だ。現時点で価格を公表していない製品の価格は未定だが、下位モデルを含めて値上げは避けられないとみている」と語った。

ThinkPadの新製品に搭載されたメモリー
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VAIOも2026年4月1日にPC製品の出荷価格の値上げを発表した。生成AIの普及に伴うDRAMなどメモリー半導体の価格上昇が値上げの理由だ。具体的な値上げ額は4月23日に公開する。2025年の10月ごろから始まったメモリー価格の高騰がPCの本体価格に転嫁され始めたようだ。
