
写真は、Xのボイコットを呼びかけるポスター。1月14日、ロンドンで撮影。REUTERS/Chris J Ratcliffe
[14日 ロイター] – 実業家イーロン・マスク氏が率いる企業「xAI」は14日遅く、同社が開発する人工知能(AI)グロックが本人の許可なく性的画像を生成している問題を巡り、全ユーザーを対象に画像編集機能に制限を課したと発表した。
マスク氏が所有するX上でユーザーがグロックを使用し、実在の人物の画像を本人に無断でわいせつ画像に加工する事例が世界全体で急増していることが大きな問題となり、規制当局の間でも懸念が広がっている。
xAIは「実在の人物がビキニのような露出の多い服を着ているかのように画像を編集できないようにする技術的措置を実施した。有料会員を含む全てのユーザーに適用される」とした。
グロックは先週、画像生成・編集機能の利用を有料会員に限定していた。
xAIは、「こうした行為が違法な司法管轄区」において、性的な画像を生成しないよう位置情報に基づいてユーザーをブロックすると説明した。管轄区域の名称は具体的には挙げなかった。
この発表に先立ち、米カリフォルニア州のニューサム知事は、xAIを調査して適切な対応を取らせるようボンタ州司法長官に指示したことを明らかにしていた。
マスク氏は当初、公然とこの問題を一笑に付し、性的な写真の流入について他のユーザーのコメントにユーモラスな絵文字を投稿していた。ただ最近になってXは、児童の性的虐待に関する報告を真剣に受け止め厳しく取り締まっていると表明。14日にはマスク氏が、グロックによって「裸の未成年者の画像」が生成されたことは認識していないと強調した。
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