
事件現場付近での警察、7日撮影 REUTERS/Murad Sezer
[イスタンブール 7日 ロイター] – トルコのイスタンブールにあるイスラエル総領事館が入居するビル前で7日正午ごろ、武装グループと警察との間で銃撃戦があった。当局やロイターの目撃者によると、犯人のうち1人が死亡、2人が負傷した。
現場の映像には、バックパックを背負った襲撃犯が自動小銃や拳銃で発砲し、警察官が身を隠しながら応戦する様子が映っていた。襲撃犯は検問所近くに駐車された白い警察バスの間を縫って移動していた。路上には遺体が1体横たわっていた。
ロイターの目撃者によると、銃撃戦はイスタンブール市内中心部の金融街にある高層ビル群の間で発生し、少なくとも10分程度続いた。現場は主要高速道路のすぐそばで、当時、近隣オフィスで働く数千人が昼食休憩を取っていた。
内務相によると、犯人3人は「宗教を悪用する」組織と関係があるとしたが、組織名は明らかにしなかった。犯人のうち2人は兄弟だという。
イスタンブール県のギュル知事によると、警察官2人が軽傷を負ったが、総領事館にはイスラエルの外交官はいなかった。トルコは、パレスチナ自治区ガザやレバノン、イランにおけるイスラエルの軍事作戦を激しく批判しており、2023年11月にイスラエル駐在大使を召還。それ以来、両国の外交関係は事実上凍結状態にある。
イスラエル外務省も、事件発生時に総領事館に職員はいなかったと確認した。
トルコ当局は犯行の動機について言及しなかったが、トム・バラック在トルコ米大使はXで、これはイスラエル総領事館に対する攻撃だと述べ、非難した。
エルドアン大統領は、「凶悪なテロ攻撃」によってトルコの信頼と安全保障が損なわれることはないと述べた。
イスラエル外務省は、トルコ治安部隊の「迅速な対応による攻撃阻止」を高く評価すると表明した。
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