次の更新で変更される予定とのこと

Image:gguy/Shutterstock.com

マイクロソフトが自社AIサービスCopilotの利用規約に「for entertainment purposes only(娯楽目的のみ)」と記しているにもかかわらず、生産性ツールとして販売しているとして批判を集めている。

昨年10月、マイクロソフトはCopilotの利用規約を更新し、次のように明記した。「Copilotは娯楽目的のみである。誤りを犯す可能性があり、意図したとおりに動作しない場合がある。重要な助言についてCopilotに依存してはならない。Copilotの利用は自己責任で行うこと」。

さらに、「当社はCopilotについて、いかなる種類の保証または表明も行わない。たとえば、Copilotの応答が他者の権利(著作権、商標権、プライバシー権など)を侵害しないこと、または他者を中傷しないことを保証することはできない。Copilotの応答を公に公開または他者と共有することを選択した場合、その責任はすべて利用者にある」とも付け加えている。

これらの文言に対し、あるRedditユーザーは「もしマイクロソフトがCopilotを信用しないのなら、なぜ自分が信用すべきなのか」と疑問を呈した。また別のユーザーは「娯楽目的のみ」という表現を問題視し、訴訟回避のために幽霊や霊能者が登場するテレビ番組に付される免責事項と同じように見えると指摘している。

マイクロソフトの広報担当者は米PCMagに対し、「娯楽目的」という表現はCopilotがBingの検索コンパニオンとして登場した当初の古い文言であると説明したうえで、「現在のCopilotの使われ方を反映していない」とコメントしている。そのため、次回の更新で変更される予定であるという。

もっとも、AIに対してこの種の免責事項を用いている企業はマイクロソフトだけではない。たとえばOpenAIやxAIも、それぞれの出力を「真実」(xAI)や「真実または事実に基づく情報の唯一の情報源」(OpenAI)として頼るべきではないとユーザーに注意喚起している。

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