無料で高品質な動画を作れる時代が来ました。グーグルはGoogle Vidsに最新モデルを導入し、個人アカウントでも毎月10回の動画生成を無料化しました。音楽もAIで作曲でき、アバターで演出も自在です。Chrome拡張で録画からYouTube公開まで一気通貫です。ProやUltraでは上限拡大などの強化もあります。創作から共有までが軽く速くなる更新です。

無料の高画質生成と音楽作成 アバター演出や公開連携まで一挙拡張

Google Vidsは直感的に使える動画編集ツールです。今回、動画生成モデル「Veo 3.1」により、誰でも無料で高品質な動画クリップを作成できるようになりました。簡単な指示や写真から、チラシのアニメーションや副業のプロモ動画、グリーティングカードなどを素早く形にできます。個人アカウントでは毎月10回まで無料で生成でき、必要に応じてアップグレードできます。Google AI UltraやWorkspace AI Ultraでは、今週から毎月最大1,000本のVeo動画生成が可能になりました。

音楽は生成モデル「Lyria 3」と「Lyria 3 Pro」を搭載し、動画の雰囲気に合わせたカスタムサウンドトラックを作れます。Google AI ProおよびUltraの加入者は、30秒から3分までのトラックを生成可能です。誕生日メッセージの軽快なBGMから、家族旅行のリール向けの高揚感あるスコアまで、オリジナル楽曲を簡単に追加できます。音楽制作が内蔵されたことで、映像と音の一体的な制作体験が整いました。Vids内での完結性が高まり、編集効率が向上します。

AIアバターは映像の顔と声をフレーム全体で一貫させます。Veo 3.1を基盤に、Google AI ProとUltraの加入者は、見た目や演技を細かく指示できます。静的な語りだけではなく、特定のシーンにアバターを配置し、アップロードしたプロダクトや小道具と直接やり取りさせられます。背景や衣装の変更にも対応し、声とアイデンティティは保ったまま雰囲気を合わせられます。チュートリアルやソーシャル用途、学校のプロジェクトまで、表現の幅が広がります。

制作から共有までのワークフローも改善されています。新しい「Google Vids Screen Recorder」Chrome拡張で、ブラウザ上のどこからでも自分と画面を素早く録画できます。Vidsに移動する手間がなく、ひらめいた瞬間に収録が始められます。完成した動画は、Vidsから直接YouTubeに公開できます。エクスポートは自動でプライベート設定になり、公開前の内容確認が容易です。作る、整える、届けるの各段が短くなります。

今回のアップデートは、無料の入口と有料の拡張を明確に設計している点が特徴です。無料では高画質の生成が開放され、敷居を下げます。有料のProやUltraでは、音楽長尺やアバターの演出指示、月間生成本数の拡大といった高度機能が使えます。Veo 3.1とLyria 3系の採用により、映像と音の品質面でも説得力が増しました。利用の入り口から大規模制作までを一つの基盤で支える構成です。

無料の高画質生成解放は利用拡大の起爆剤になります。録画拡張とYouTube直結は配信までの時間を大幅に短縮することが期待できます。

詳しくは「Google」の公式ページまで。 レポート/DXマガジン編集部