Microsoftは米国時間3月9日、AI機能「Microsoft 365 Copilot」に、Anthropicと提携して構築した「Copilot Cowork」を導入すると発表した。

 これはAnthropicの「Claude Cowork」と同様に、ファイルやメール、カレンダーの情報を活用し、人間の監視なしに自律的に課題を実行できるというもの。スプレッドシートの作成、レポートの実行、リサーチなどが可能だ。

 「Coworkは新しいチャットだ。AIとやり取りする新たな方法だ」と、Microsoftのビジネスアプリケーションおよびエージェント担当プレジデントであるCharles Lamanna氏は語る。AIを監視しながらチャットをするのではなく、今やチームの一員のようにタスクを完全に委任できるようになった。「チャットではすべてのステップを見守る必要があるが、Coworkなら『任せて放置する』感覚で業務を終わらせることができる」

 例えば、Lamanna氏はCoworkを使って、今後3カ月間の会議カレンダーを分析したという。Coworkは同氏のメールとカレンダーの履歴を使って、予定されている会議のうち出席の必要がないものを把握し、推奨事項を見やすいチャートにまとめた。同氏が確認した後、Coworkは複数の会議への欠席を回答し、必要に応じてメモを作成して添付した。AIによる40分間の「楽しく実用的な」プロセスにより、同氏とアシスタントは数時間を節約でき、より重要な業務に集中できた。

 Coworkはリサーチプレビュー段階のため、限定的に展開されている。Microsoftはまた、AIエージェントプラットフォーム「Agent 365」を5月1日に一般提供すると発表した。Agent 365は、従業員が業務で使用しているすべてのエージェント(ボット)を企業が監督・管理できるようにするもの。MicrosoftはAgent 365を使用して50万以上のAIエージェントを作成したという。また、AnthropicやOpenAIの新しいAIモデルもCopilotで利用可能になる予定だ。

この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。

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