イーロン・マスク。X.com イーロン・マスクは全社ミーティングでxAIの新たな組織体制を公表した。 この会議は、2人の共同創業者が退社を発表した直後に開かれた。マスクは、今回の組織再編には一部社員との「袂を分かつ」判断も含まれていると述べた。
イーロン・マスク(Elon Musk)は2月10日夜に開かれた全社ミーティングで、xAI(エックスエーアイ)の新たな組織体制を発表した。
その後「X」に投稿されたプレゼンテーションで、マスクと同社幹部は、xAIの主要4製品―主力の「Grok(グロック)」、その派生サービスである「Grok Voice(グロック・ボイス)」、「Grok Code(グロック・コード)」、「Grok Imagine(グロック・イマジン)」、そしてホワイトカラー業務の一部自動化を進める「マクロハード(Macrohard)」プロジェクト―それぞれの責任者体制について説明した。

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xAIの主要4製品の責任者体制。X.com
マスクはXへの投稿で次のように述べている。
「xAIは数日前、実行スピードを高めるために組織再編を行った。企業は成長するにつれ、特にxAIのように急速に拡大する場合には、組織構造も生き物のように進化していく必要がある。残念ながら、その過程で一部の社員と袂を分かつことになった。彼らの今後の活躍を祈っている」
これらの変更は、共同創業者のトニー・ウー(Tony Wu)とジミー・バ(Jimmy Ba)が退社を発表した直後に明らかにされた。ここ数日で、他にも数名の社員がソーシャルメディアで退社を報告している。
事情に詳しい関係者がBusiness Insiderに語ったところによると、マスクはここ数ヵ月間、Grok Imagineとマクロハードの進捗状況に不満を示していたという。
内部関係者によると、xAIは最近、マクロハードに関わっていた数名の従業員を人員削減の対象とした。
さらに別の関係者によると、数週間前にはマスクがウーと共同創業者のグオドン・ジャン(Guodong Zhang)の管轄チームの一部を再編したのとほぼ同時期に、追加スタッフのポジションも廃止されたという。
xAIの広報担当者は、コメントの要請にすぐには応じなかった。
今回の再編発表は、スペースX(SpaceX)によるxAIの買収から約1週間後に行われた。2月初旬、xAIの社員に共有された買収に関する社内Q&Aによると、統合後の新会社は年内の新規株式公開(IPO)に向けて準備を進めているという。

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