これらは実用性を重視して設計されており、強力なAIモデルではコストがかかりすぎるバイブコーディングなどのタスクに最適だ。

 これらの新モデルはAnthropicとの競争において、コーディングを強化するOpenAIの取り組みの一環だ。Anthropicの「Claude Code」は2025年末、ゼロからのアプリ作成能力で話題となった。OpenAIのコーディング支援ソフトウェア「Codex」向けの最新モデルは、これに真っ向から対抗する。

 OpenAIによると、GPT-5.4 miniはコーディングや推論、ツールの利用といったタスクで、前世代の「GPT-5 mini」よりも2倍以上高速だという。一部のベンチマークでは、GPT-5.4の能力に迫っている。

 同社は、GPT-5.4 miniがコードの編集やデバッグに最適だとしている。Codex内でのサブエージェントとして活用し、GPT-5.4のような大規模モデルが、より高速で安価なこのモデルに特定のタスクを任せるといった運用も可能だ。

 GPT-5.4 nanoはさらに小型であり、OpenAIはデータの分類や抽出といった単純作業への利用を推奨している。

 GPT-5.4 miniは、APIを通じて開発者に提供されるほか、Codexや「ChatGPT」でも利用可能だ。ChatGPTの無料プランと「Go」プランのユーザーは、「Thinking」機能を通じてアクセスできる。その他のユーザーは、GPT-5.4 Thinkingの利用制限に達した際のフォールバックモデルとして機能する。一方、GPT-5.4 nanoはAPIでのみ利用可能だ。

この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。