
ブシェール原子力発電所の衛星写真。2025年5月 Planet Labs PBC/Handout via REUTERS
[5日 ロイター] – イラン南部のブシェール原子力発電所付近に4日、飛翔体が着弾し、警備員1人が死亡した。また南西部の石油化学施設が空爆され5人が負傷した。
ブシェール原発について、イランのタスニム通信は、主要部分に損傷はなく、発電に影響はないとした。
国際原子力機関(IAEA)は4日、Xへの投稿で、警備担当職員1人が飛翔体の破片により死亡したと述べた。敷地内の建物が衝撃波と破片の影響を受けたとしたが「放射線レベルの上昇は報告されていない」としている。
同原発周辺への攻撃は、今回の紛争で4回目。イランの国営メディアによると、アラグチ外相は国連への書簡で「放射性物質の放出という深刻なリスクをもたらす、耐えがたい状況」について警告した。
ロシア国営原子力企業ロスアトムは4日、同原発から新たに職員198人を退避させた。ロシアの通信社が伝えた。ロスアトムは紛争を受け原発からの職員退避を進めており、4日の措置も予定されていたものだという。
報道によると、ロスアトムのトップ、アレクセイ・リハチョフ氏は、プーチン大統領に同原発を巡る状況を報告したと述べた。死亡した職員はイラン人だったとし、原発周辺の事態が最悪のシナリオ通りに展開していると語った。
イラン国営メディアは、南西部の石油化学施設に空爆があり5人負傷したと伝えた。火災が発生したが消火されたとした。
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