【写真で見る】ホルムズ海峡の現状 衛星画像を分析すると…

■トランプ演説「石器時代に戻す」自賛と迷走

爆撃を受け崩れ落ちる巨大な橋。同じ動画をSNSに投稿したトランプ大統領は、「イラン最大の橋を破壊した。まだまだ続くぞ」と脅します。前日のテレビ演説では…

アメリカ トランプ大統領(1日・ホワイトハウス)
「我々は彼ら(イラン)が本来あるべき所、すなわち『石器時代』へと引き戻すつもりだ」

市民8人が死亡した橋への攻撃は、イランの社会インフラを破壊して「石器時代に戻す」攻撃の始まりなのでしょうか。地上侵攻が可能な強襲揚陸艦や海兵隊員らも中東に到着し、軍事的な威嚇を強めるトランプ氏。

「イランがディール(取引)に応じなければ、橋の破壊だけではすまない」と脅しつつ、戦闘終結に向けた協議も進めていると主張します。

トランプ大統領(1日・ホワイトハウス)
「今後2〜3週間、我々はイランを激しく攻撃する。この間も協議は継続中だ。期間中にディール(取引)できなければ、イランのすべての発電所に対し、おそらく同時多発的に極めて厳しい攻撃をするつもりだ」

ただ、“要求を飲まなければ発電所を攻撃する”という脅迫は、3月から繰り返してきたもの。その期限は当初「48時間」でしたが、その後「5日間」「10日間」と2度延期し、さらに今回、「2〜3週間」にまで先延ばししたのです。

トランプ氏得意の、期限を切った「ディール」戦略が、思惑通り進まない状況が露呈した形。それでも、戦果を誇ってみせます。

トランプ大統領(1日・ホワイトハウス)
「イラン海軍も空軍も消滅した。ミサイルは使い尽くされたか撃破された。それを踏まえれば、イラン軍は弱体化した」

■親イラン武装組織「フーシ派」参戦表明 “新たな海峡の封鎖懸念”か

しかし、この演説の直後から、イランは…

アメリカ軍の拠点やイスラエルに対しミサイルなどを発射。アメリカのIT企業・アマゾンの施設も攻撃されたほか、アメリカ軍の戦闘機も撃墜されています。