Motorola初となるブック型(横折り)フォルダブルスマートフォン「Moto Razr Fold」のプレオーダーが、イギリスや中国などの海外市場でまもなく開始されます。本機は、最新のフラッグシップSoCであるSnapdragon 8 Gen 5と16GBのRAMを搭載し、専用スタイラスペンにも対応しています。単なるコンテンツ消費用のデバイスにとどまらず、外出先での高度なマルチタスクや長時間のゲームプレイを強力にサポートする生産性ツールとして、市場において際立った存在となるはずです。


最新SoC「Snapdragon 8 Gen 5」と大容量バッテリーがもたらす高い実用性
MotorolaがMWCで発表した「Moto Razr Fold」は、心臓部に最新の「Snapdragon 8 Gen 5」を採用しています。これに16GBのRAMが組み合わされており、複数のアプリケーションを同時に立ち上げるハードなマルチタスク環境でも、余裕のある動作が期待できます。
特筆すべきは、6,000mAhという大容量バッテリーの搭載です。80Wの有線急速充電および50Wのワイヤレス充電に加え、リバース充電もサポートしています。専用スタイラスペン「Moto Pen Ultra」に対応している点も見逃せません。大画面を活かしたメモ書きやクリエイティブな作業が可能となり、ビジネスパーソンやヘビーユーザーにとって、出先での作業効率を大きく引き上げるデバイスと言えるでしょう。


165Hz駆動のカバーディスプレイと充実のカメラ構成
ディスプレイの仕様にも、独自の設計思想が反映されています。内側のメインディスプレイには、120Hzのリフレッシュレートに対応する8.09インチのLTPO OLEDパネルを採用しています。一方で、外側の6.56インチカバーディスプレイは最大165Hz駆動に対応しており、フォルダブル端末としては珍しい高リフレッシュレートを実現しています。日常的なスクロールやゲーミングにおいて、非常に滑らかな操作感をもたらす仕様です。
カメラ機能においては、背面に50MPのメイン、超広角、光学3倍望遠のトリプルカメラシステムを搭載しています。フロント側には、カバーディスプレイに32MP、インナーディスプレイに20MPのセルフィーカメラをそれぞれ配置しており、ビデオ会議から本格的な撮影まで幅広く対応できる構成です。
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— Motorola UK (@motorolaUK) March 27, 2026
携帯性とスペックのトレードオフを考慮しても有力な選択肢
本体サイズは折りたたみ時で約9.9mm、展開時で約4.6mmと薄型に設計されているものの、重量は約244gです。競合となる「Galaxy Z Fold7」(215g)や「Honor Magic V6」(219g)と比較するとやや重い仕上がりとなっています。しかし、6,000mAhの巨大なバッテリーやペン入力を備えたハードウェア構成を考慮すれば、十分に納得できる数値と言えます。
価格は1,999ユーロ(現在の為替レートで約33万円前後)に設定されており、プレミアム帯のフォルダブルスマートフォン市場に真っ向から参入する形となります。重量という明確なトレードオフは存在しますが、それを補って余りあるバッテリー性能と生産性の高さを求めるユーザーにとって、本機は間違いなくうってつけの一台です。グローバルでの展開状況を含め、今後の続報は見逃せません。


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