
イスラエル占領地ゴラン高原で、軍事演習中に戦車に乗るイスラエル兵(2024年5月8日撮影)。(c)Jalaa MAREY/AFP
【AFP=時事】イスラエル占領地ゴラン高原に近いシリア南部クネイトラ県で、イスラエル軍の戦車の砲撃により車に乗った民間人の男性1人が死亡した。シリア国営メディアが報じた。
シリア国営シリア・アラブ通信は、男性は「イスラエル軍の戦車」による砲撃で死亡したと伝えた。国営テレビによると、男性は車に乗っていた。
シリア外務省は声明で、「民間車両を戦車砲弾の標的にするというイスラエル占領軍による犯罪行為を最も強い言葉で非難する」と述べた。
同省は「この攻撃が民間人の死につながった」「明らかな国際人道法違反だ」と述べ、国際社会に対し「こうした度重なる違反行為を阻止する」のを支援するよう呼び掛けた。
シリアで2024年12月にバッシャール・アサド政権が崩壊した後、イスラエルはシリアとゴラン高原のイスラエル占領地の間にある緩衝地帯に部隊を配置した。
イスラエルはその後もシリア領内への侵攻や爆撃を繰り返しており、シリア南部に非武装地帯の設置するよう求めている。
イスラエルは1967年の第3次中東戦争でゴラン高原の大部分をシリアから奪取した、その後、奪取した地域を併合したが、この併合は国際社会の大多数から承認されていない。
【翻訳編集】AFPBB News
