
ガザ市で戦争中に被害を受けたアル・シファ病院。3月31日撮影。REUTERS/Dawoud Abu Alkas
[カイロ 2日 ロイター] – イスラム組織ハマスは、トランプ米大統領が設置した「平和評議会」のパレスチナ自治区ガザ和平計画第2段階に盛り込まれたハマスの完全武装解除について、イスラエルがガザから全面撤退する保証がない限り、協議をしないと仲介国に伝えた。3人の関係者がロイターに明かした。
ガザ和平計画第2段階を実現に移す上で、ハマスの武装解除に向けた協議が難しい課題となっている。
こうした中でハマスの代表団は1日と2日、協議を仲介するエジプト、カタール、トルコの当局者とエジプト首都カイロで面会し、先月提示された武装解除案への回答を持ち込んだ、と2人のエジプト関係者とあるパレスチナ自治政府当局者が語った。
2人のエジプト関係者の話では、ハマスは平和評議会の和平計画について、イスラエルによる停戦合意違反をやめさせることやガザからの全面撤退など幾つかの要求や修正を提起した。
また関係者によると、ハマスが問題視している「イスラエルによる支配地域の継続的拡大」に関する説明を求めた。イスラエルは停戦合意後も、ガザ全体の半分を大きく上回る地域を引き続き掌握している。
ハマスはこれらの問題が解決されるまで、武装解除の話し合いに応じるつもりはないという。
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