兵庫女王盃を勝ったメモリアカフェ(手前)

兵庫女王盃を勝ったメモリアカフェ(手前)

 阪神アーバン競馬の第3回兵庫女王盃・Jpn3が1日、園田競馬場のダート1870メートルに牝馬10頭(JRA4、兵庫4、他地区2)が出走して行われ、2番人気のメモリアカフェが差し切って重賞2勝目を飾った。クリストフ・ルメール騎手(46)=栗東・フリー=はサトノレーヴで制した高松宮記念から、中2日での重賞タイトル。2着にプロミストジーン(武豊)、3着にはライオットガール(岩田望)が続き、JRA勢が馬券圏内を独占した。

 華麗に差し切ったメモリアカフェが、3代目の女王に輝いた。故障馬の影響で武豊が乗るプロミストジーンが2周目の向こう正面で先頭に立ち、大きく引き離して逃げていたが、慌てず3番手を追走。3コーナーで仕掛けると加速し、最後は1馬身1/4差をつける完勝だった。ルメールはサトノレーヴで制した高松宮記念から、中2日での重賞V。「すごくいい状態だったし、最後も滑らかでした。コーナーワークは上手ではないが、いいスピードを持っている。中央競馬でも結果を出せる」と期待を口にした。

 鞍上にとって園田は20年の兵庫チャンピオンシップをバーナードループで制して以来、約6年ぶりの騎乗。「家から近く、毎週でも乗りに来ることができる。また騎乗しに来ます」と冗談を交えながら喜びを表した。

 今週はレーベンスティールとのコンビで大阪杯初制覇を目指す。「ダノンデサイル、クロワデュノールといいレースをすると思います」と2週連続のG1制覇に向け、熱がこもっていた。(蔵田 成樹)

 メモリアカフェ 父ナダル、母ルミエールカフェ(父マンハッタンカフェ)。美浦・柄崎将寿厩舎所属の牝4歳。北海道浦河町・三嶋牧場の生産。通算成績は7戦4勝(うち地方4戦2勝)。総獲得賞金は9760万円(うち地方8150万円)。主な勝ち鞍は25年関東オークス・Jpn2。馬主は西川光一氏。