全部入りなんてレベルじゃない。

 タブレットで4K、しかも144Hz。vivoがまた「やりすぎ」な1台を出してきました。

 vvivoが中国市場向けに新型タブレット「vivo Pad6 Pro」を正式発表しました。13.2型の4Kディスプレイに1万3000mAhバッテリーを組み合わせたハイエンドモデルで、中国での正式販売は4月3日9時から。価格は4499元(約10万4000円)からです。

 ディスプレイは13.2型の4K解像度で、リフレッシュレートは144Hz。画素密度347ppi、P3広色域、10億7000万色表示、ΔE(デルタイー)≈0.8に対応。ΔEは、表示色と基準色のズレを示す指標で、数値が小さいほど色差が少ないことを意味します。

 SoCにはSnapdragon 8 Elite Gen 5を採用。メモリは8GB/12GB/16GB、ストレージは256GB/512GBで、規格はLPDDR5XとUFS 4.1です。冷却にはVC立体放熱システムを採用しており、VCと超導石墨を合わせた放熱面積は7万1446mm²。

 さらにMonster超核エンジンも組み合わせ、ゲーム性能を押し上げる構成だそうです。表示チェーンを最適化してレスポンスを底上げする「超核闪电加速」、フレーム落ちのリスクを先回りして避ける「超核先知调度」、必要に応じてハードウェア資源を集中的に使って瞬間的な性能を引き上げる「超核性能模式」を訴求。要するに、CPU/GPUの使い方だけでなく、描画経路や負荷配分まで含めて速さ・安定性・瞬発力をまとめて最適化する狙いのようです。Pad6 Proではこれに加えて、19タイトル対応のゲーム超解像、複数タイトルでの超フレーム、対応タイトルでの超解像+超フレーム同時適用も。

 バッテリー容量は1万3000mAh。なお、急速充電は最大66W対応です。公式によると、同梱充電器は80Wまたは90W仕様ですが、タブレット側の受け側は66Wまでという整理になります。動画再生は最大16.8時間、軽作業で12.6時間、オンライン会議で9.5時間、スタンバイは78日間とうたわれています。

 オーディオは8基構成のパノラマサウンドシステムで、10バンドEQとSuper Audio 7.0に対応。カメラは背面1300万画素、前面800万画素です。

 ソフト面ではOriginOS 6を搭載し、PC級の剪映(CapCut)専門版や中望CADに対応しています。

 主なスペックは以下の通りです。

項目
vivo Pad6 Pro

OS
OriginOS 6

SoC
Snapdragon 8 Elite Gen 5

実行メモリ
8GB / 12GB / 16GB(LPDDR5X)

内蔵ストレージ
256GB / 512GB(UFS 4.1)

画面
13.2型 3840 × 2512、144Hz、347ppi、3:2、P3広色域、10.7億色、ΔE≈0.8

タッチサンプリングレート
最大540Hz

カメラ
背面1300万画素 / 前面800万画素

オーディオ
8スピーカー、10バンドEQ、Super Audio 7.0

電池
1万3000mAh(定格1万2700mAh) / 最大66W急速充電

通信・端子
Bluetooth 5.4 / USB 3.2 Gen 1 Type-C / OTG

サイズ
高さ 297.03mm、幅 199.82mm、厚み 6.18mm

重量
663g

カラー
パープル / ブルー / グレー

価格
4499元〜

 アクセサリーも同時に発表。「Smart Touch Keyboard 6 Pro」(699元/約1万6000円)は全域タッチパッド、Pogo pinの磁気接続、140度の無段階調整スタンドに対応。一方、「vivo Pencil 3」(499元/約1万1500円)はミリ秒レベルの低遅延と1万級の筆圧感知を備え、デュアルペン先設計を採用しています。

 価格は以下の通りです。(1人民元≒23.1円)

構成
価格

8GB / 256GB
4499元(約10万4000円)

12GB / 256GB
4999元(約11万6000円)

12GB / 512GB
5799元(約13万4000円)

16GB / 512GB
6699元(約15万5000円)

 4Kディスプレイに最新Snapdragon、大容量バッテリーと、かなり隙のない「全部入り」タブレットに仕上がっています。