
米マサチューセッツ州サマービルのガソリンスタンドで2022年3月撮影。 REUTERS/Brian Snyder
[ニューヨーク 30日 ロイター] – 米国とイスラエルによるイランとの戦争が世界のエネルギー市場を揺るがす中、調査会社ガスバディのデータによると米国のガソリン小売価格の全国平均が3年余りぶりに1ガロン当たり4ドルを突破した。
4ドルの節目に達するのは、ロシアによるウクライナ侵攻後の2022年8月以来。一部のアナリストはこの水準が消費者にとって心理的な障壁になると指摘する。
イランが重要な貿易の要衝であるホルムズ海峡を事実上封鎖したことを受け、ガソリンの原料となる原油を含む多くの商品の価格が上昇している。
米ガソリン小売価格の全国平均は米国とイスラエルが2月末にイランを攻撃して以降、1ガロン当たり約1.06ドル(36%)上昇している。
レイモンド・ジェームズのアナリスト、パベル・モルチャノフ氏は今回の危機がウクライナ戦争よりも短期間で収束すると予想。「ガソリン価格は22年には23週間にわたり4ドルを上回ったが、今後数週間で落ち着き始めるだろう」と述べた。
ただ、原油価格の上昇が続けば、ガソリン小売価格はさらに上昇する可能性がある。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab
