
ホルムズ海峡付近の貨物船。3月11日、アラブ首長国連邦(UAE)のラスアルハイマ北部で撮影。REUTERS
[30日 ロイター] – クウェート石油公社(KPC)は、イランが30日にドバイ港の停泊地で原油タンカーを攻撃し、火災が発生したほか船体が損傷したと明らかにした。クウェート国営通信が報じた。KPCは原油流出の可能性を警告している。
攻撃を受けたタンカーはクウェート船籍の「アル・サルミ」。攻撃の報道を受け、米原油先物は3ドル(2.9%)超上昇し、1バレル=105.91ドルを付けた。
ドバイ当局は領海内で起きたクウェートの原油タンカーに対するドローン(無人機)攻撃に対応していると確認し、海上消防隊が消火活動にあたっているとした。負傷者はなく、乗組員24人全員の安全が確保されているという。
KPCはタンカーの損傷状況を正確に把握するための作業が進められていると述べた。ロイズ・リスト・インテリジェンスのデータによると、KPCは同船の登録所有者および商業運航会社の親会社。
海事保安の専門家によると、30日にはサウジアラビアのラスタヌラ沖でもギリシャ所有のコンテナ船近くに飛翔体が2回落下したと報告されていた。リベリア船籍のコンテナ船「エクスプレス・ローマ」の関係者は、ラスタヌラの北東約40キロの地点で飛翔体が2回、海面に落下したと報告した。英海上リスク管理グループ「バンガード」によると、両飛翔体の落下は1時間以内に発生。乗組員は無事だったという。
バンガードによると、イランのイスラム革命防衛隊は今月11日にエクスプレス・ローマを攻撃したと主張していた。
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