
ウクライナ・キーウでロイターのインタビューに応じるゼレンスキー大統領。25日撮影。REUTERS/Valentyn Ogirenko
[キーウ 30日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は30日、世界的なエネルギー価格の高騰を受け、ロシアの石油関連施設への長距離攻撃の縮小を巡って、一部の支援国から「シグナル」を受けていると明らかにした。対話アプリ「ワッツアップ」で記者団に対し、ロシアがウクライナのエネルギー施設への攻撃を停止すれば、ウクライナも対応の用意があり、イースター(復活祭)に合わせた停戦にも前向きだと言及した。
米・イスラエルとイランとの交戦を受けて、世界的に石油やガス、精製品の供給がひっ迫し、価格が高騰。ウクライナではそれ以前から、ロシアによるエネルギー施設への攻撃で供給確保が課題となっていた。
ゼレンスキー氏は4日間にわたる湾岸諸国の訪問で、ウクライナへのエネルギー支援でいくつかの国と合意したと述べた。ウクライナ軍や農業部門にとって非常に重要なディーゼル燃料の1年間の供給に関する合意にも触れたが、詳細については明らかにしなかった。
サウジアラビア、カタールと協力枠組みで合意し、アラブ首長国連邦(UAE)とも協定締結の準備を進めているという。
ゼレンスキー氏は中東での会談で、防空ミサイルの供給に関して取り上げたとしたものの、合意に至ったかどうかは言及しなかった。イラン交戦の影響で、ウクライナ支援国の迎撃ミサイルが「主に」中東へ振り向けられていると指摘した。
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