KRAFTON傘下のARC Teamは3月27日、早期アクセスとして配信中の『PUBG: BLINDSPOT』について、3月30日18時をもってサービス終了することを発表した。早期アクセス開始から2か月足らずという短期間で幕を閉じることとなる。

『PUBG: BLINDSPOT』は、見下ろし型視点による5対5のチーム制オンライン対戦シューターだ。屋内戦闘を中心とし、仲間と視界を共有できるシステムなどが特徴となる。プレイヤーは、アサルト、リコン、ブリーチャー、タクティシャンなどのクラスのエージェントキャラクターから選択可能。ゲームモードは、現時点ではクリプトと呼ばれる装置のハッキングを巡って攻防を繰り広げるモードのほか、チームデスマッチも用意されている。

本作は2025年2月に発表され、期間限定のデモ版や賞金付きの大会が開催。そして、2026年2月5日にSteamにて早期アクセスとしてリリースされた。最大で12か月間の早期アクセスが予定されており、これまでにも複数回のアップデートや賞金付きの大会が実施されてきた。また、早期アクセス期間中は無料となっており、正式リリース後はさまざまな価格帯のバンドルや、ゲーム内アイテムの販売が予定されていた。

今回そんな本作について、3月30日18時をもってサービス終了となることが発表された。ARC Teamの発表によれば、前回3月11日のアップデート以降、ゲーム体験の向上のためにさまざまな方法を模索していきたものの、当初目指していたレベルのゲーム体験を継続的に提供することが不可能という結論に至ったという。開発元はプレイヤー体験を最優先事項としており、今回のサービス終了もその原則に基づいた決定とのことだ。

本作のSteamユーザーレビューは、約3400件のうち69%が好評とする「賛否両論」ステータス。高さや遮蔽、味方との視界共有などを駆使して戦う独自のシステムや、戦略性の高さなどが一定の評価を獲得。一方で、操作性や射線が分かりにくいといった点が指摘されている。Steam同時接続プレイヤー数は、配信週のピーク時に約3200人を記録していたが、直近では100人前後で推移している(SteamDB)。こうした状況もサービス終了の一因となったのかもしれない。

また同発表では、プレイヤーへの感謝も述べられている。本作はトップダウン型タクティカルシューターというジャンルの新たな可能性を探る挑戦的な作品であり、寄せられたフィードバックは大きな糧となり今後の開発に活かされるそうだ。ARC Teamは再編成されるものの、将来的に新たな経験を携えて戻ってくるという思いも語られている。開発元の新たな作品に期待したい。

『PUBG: BLINDSPOT』は、Steamにて3月30日18時にサービス終了予定だ。