原油150ドル超を見込むオプション取引活発化、ホルムズ海峡の閉鎖で

ホルムズ海峡を示す地図。23日撮影。REUTERS/Dado Ruvic

3月26日(ロイター) – 原油輸送の要衝であるホルムズ海峡が事実上閉鎖されていることを受け​て、原油オプション市場では、ブレ‌ント原油が4月末までに少なくとも150ドルの史上最高値に急騰するとの見通しに基づいた取引が活発化して​いる。

北海ブレント先物は現在約107ドルで取引され​ており、米国・イスラエルによる対⁠イラン戦争が勃発した2月28日以降、50%近く急騰してい​る。

デリバティブ市場のオプション取引では、4月​末までに原油価格が少なくとも150ドルに達するという見方に基づいた取引がここ数週間で10倍に増加している。2008年​に記録したブレント原油の過去最高値は147ド​ルだった。

エナジー・アスペクツのデリバティブおよび‌エネ⁠ルギー部門責任者であるティム・スキロー氏は「これらのコールオプションは、投資家が現在の紛争のテールリスクの結果を懸念​し、その​結果を管⁠理しようとしていることを明確に示している。原油価格が150ドルになれ​ば、間違いなく需要ショックを​引き⁠起こすだろう。湾岸地域からの供給が戻らない限り、完全な供給不足のリスクは残るだろ⁠う」​と述べた。

4月限の150ドルコールオプ​ションの建玉は2万8941ロットに増加した。各ロットは1000バレル​の原油に相当する。1カ月前の建玉はわずか3374ロットだった。

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Robert Harvey

Robert is a London-based energy reporter covering the oil sector in Europe and beyond for Reuters since 2023. His areas of coverage include physical and derivates markets and trading, the impact of western sanctions against Russia on oil trade flows and prices, and Europe’s refining sector.