デベロッパーのComputer Lunchは3月24日、クリッカーゲーム『Cell to Singularity – Evolution Never Ends(進化は終わらない)』の大型アップデートを配信した。対応プラットフォームはPC(Steam)/iOS/Android/ブラウザで、ゲーム内は日本語表示に対応している。
本作は、生命の進化をテーマとした基本プレイ無料の放置クリッカーゲームだ。リソースの生産施設やパワーアップが生物や文明になっていることが特徴。細胞から人類、石器時代から現代まで、数百におよぶ巨大な進化ツリーをアンロックしながらリソースを増やしていく。アンロックした生物や文明は3Dグラフィックで描かれ、それらすべてに解説が用意されている。さらに、恐竜・宇宙をテーマとするクリッカーや、さまざまな物事をテーマとする期間限定クリッカーもあり、複数のクリッカーゲームの進捗によってメインクリッカーの生産力が強化されていく。

本作は2018年にSteamおよびAndroid向けに早期アクセスとして配信開始。2021年11月に正式リリースされ、同時にゲーム内には宇宙クリッカーである「Beyond」が実装された。宇宙クリッカーは、太陽や地球といった天体が生産施設となっており、アンロックした天体は3Dの宇宙モデルの中で拡大縮小しながら閲覧することが可能となっている。また、エピソード形式で進行することが特徴で、一定の天体まで達すると、いわゆる転生によって次のエピソードが始まり、さらに遠方の天体がアンロックされていく。当初はエピソード17の太陽系外縁までが実装されており、これまでのアップデートで新たな天体が追加されてきた。
今回の大型アップデートでは、そんな宇宙クリッカーにエピソード30が実装された。新たな生産施設として「観測可能な宇宙」と「宇宙マイクロ波背景放射」が追加。また、これらのパワーアップ施設も複数追加されている。超銀河団や宇宙の大規模構造を超える生産施設となっており、ついに人類が観測可能な宇宙の果てが実装されたわけだ。先述したように3Dの宇宙モデルも用意されているため、太陽から宇宙の果てまでをシームレスに閲覧することも可能だ。


また、今回のエピソードのゴールに到達したプレイヤーには「銀河の旅人」の称号が授与され、世界ランキングに登録されるようになった。これまではエピソードの最後まで進んだプレイヤーは、実装されている天体を強化しながら次のエピソードの実装を待つ状態であったが、ランキングの実装によって、より積極的に天体強化をおこなう動機付けが生まれたわけだ。とはいえ、エピソード30のゴールまでには50のミッションが用意されており、膨大な天体強化が必要なため、ゴールには到達するのは容易ではなさそうだ。
さらに、宇宙クリッカーの強化要素として新たな星座が3つ追加されている。現在38の星座が実装されており、地球から見える星座の形や由来などを学ぶことも可能だ。そのほか、細かな追加や改善がおこなわれているため、詳細はパッチノートを参照されたい。

本作はSteamユーザーレビューにて、約2万6000件のうち89%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。iOS版は星4.7となっているほか、1000万以上ダウンロードされたAndroid版は約39万件のレビューで星4.6など非常に高い評価を獲得している。複数のクリッカーゲームが内包された膨大なボリューム、3Dグラフィックで閲覧できる生産施設、豊富な解説などが好評を博している。また、Steam同時接続プレイヤー数は、直近でも5000人前後を維持しながら上昇傾向となっている(SteamDB)。
なお、宇宙クリッカー「Beyond」はまだ終わりではないことも発表されている。今年1月に公開されたロードマップでも、エピソード30の次があることも示唆されていた。とはいえ本作は、メインクリッカーの新たな生産施設となる動物や、3Dグラフィックの刷新なども並行しておこなわれているため、気長に待つ方がいいだろう。

ちなみに、開発元のComputer Lunchは現地時間3月26日から29日に開催されるPAX Eastに出展予定。産業革命アップデートに関する最新情報が発表されるほか、メインクリッカーの新たな機能についても開発中とのことだ。本作はアカウント連携によってプラットフォーム間のクロスセーブにも対応するため、まずはブラウザ版をプレイしてみてはいかがだろうか。
『Cell to Singularity – Evolution Never Ends(進化は終わらない)』は、PC(Steam)/iOS/Android/ブラウザ向けに基本プレイ無料で配信中だ。
