[モスクワ 23日 ロイター] – ロシア有数の石油輸出拠点であるバルト海のプリモルスク港とウスチルガ港が無人機(ドローン)による攻撃を受け、22日から原油と燃料の輸出が停止している。業界筋2人が23日、ロイターに明らかにした。
ロシア北西部レニングラード州のドロズデンコ知事は23日、プリモルスク港にある燃料貯蔵タンクでドローン攻撃による火災が発生したと通信アプリのテレグラムで明らかにした。石油輸出の停止については触れなかった。
ウスチルガ港が被害を受けたかどうかは、現時点では明らかになっていない。
プリモルスク港は、1日当たり100万バレル以上の原油を輸出する能力を持ち、ロシアの主力油種であるウラル原油や高品質ディーゼル燃料の主要な積み出し港だ。関係筋によると、昨年の同港からのディーゼル燃料輸出量は1680万トンに達した。
ウクライナはロシアの戦争経済に打撃を与えるため、エネルギー関連のインフラ施設への攻撃を継続しており、輸出施設や石油精製所を標的にしている。同港は昨年9月にも攻撃を受け、原油の積み込みが一時中断していた。
同知事によると、レニングラード州上空で35機のドローンが撃墜された。また、ロシア国防省は、ロシア全土で夜間に計249機のドローンを迎撃・破壊したと発表している。
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