
オーストラリア政府は15日、サッカー女子アジア杯に参加したイランの選手が国歌斉唱を拒否し、帰国後の身柄が懸念されていた問題で、同国へ亡命申請を行った同選手団7人のうち、さらに3人が帰国を決めたと発表した。写真は女子のイラン代表選手たち。マレーシアのクアラルンプールで11日撮影(2026年 ロイター/Hasnoor Hussain)
[シドニー 15日 ロイター] – オーストラリア政府は15日、サッカー女子アジア・カップ(杯)に参加したイランの選手が国歌斉唱を拒否し、帰国後の身柄が懸念されていた問題で、同国へ亡命申請を行った同選手団7人のうち、さらに3人が帰国を決めたと発表した。
選手らは2日に行われた初戦の韓国戦で国歌斉唱を行わなかったことで、「戦時の裏切り者」と非難され、イランに帰国すれば処罰を受けるのではないかとの懸念が広がっていた。
オーストラリア政府は10日、亡命を求めていた5人に滞在を認める査証(ビザ)発給を決定。翌日、さらに2人にビザを発給した。その後1人が考えを変え、イランに戻ることを決めており、今回の3人も含めて7人中4人が翻意したことになる。
アジア杯は、米国とイスラエルによる2月28日の攻撃でイランの最高指導者アリ・ハメネイ師が殺害された直後に開幕。イランは3月8日の時点で1次リーグ敗退が決まっていた。
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