AIが生成する味気ないコンテンツに頼らずとも、シンプルな「ミーム」(流行の画像ネタ)を使えば、細かな但し書き抜きに自分の感情を表現できる。ミームは簡潔であり、インターネット上のあらゆる場所に存在している。

 筆者は長年、手早くミームを作成したいとき、目的に合った画像を探すか自前の画像を用意し、画像編集ソフトの「GIMP」を起動してテキストを追加し、保存して投稿するという手順を踏んできた。しかし、誰もがGIMPを使いこなせるわけではない。そのため、多くのユーザーがどのアプリを使えばよいか頭を悩ませることになる。

 そこで登場するのが「Memerist」だ。この使い勝手の良い「Linux」向けアプリを使えば、ミームの作成は非常に簡単になる。アプリにはミームとして広く使われている画像集も含まれており、初心者でもすぐに使いこなせるのが特徴だ。

 主な機能では、画像の小規模なライブラリーを備えるほか、ユーザー独自の画像をライブラリーに追加することも可能だ。テキストの追加も容易で、回転や限定的なフォントエフェクトを適用できる。書き出し形式はjpgまたはpngに対応している。さらに、ハイコントラストや強化フィルター、ズーム機能、テキストと画像のレイヤー管理、リアルタイムプレビュー機能を搭載している。機能が絞り込まれているため、アプリを開いてすぐにミーム作成に取り掛かれる。

Memeristのインストール方法

 Memeristは「Flathub」で「Flatpak」アプリとして公開されており、FlatpakをサポートするあらゆるLinuxディストリビューションにインストールできる。幸い、ほぼ全てのディストリビューションが対応している。

 インストール方法は、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)のアプリケーションストアを利用するか、コマンドラインを使用するかの2通りがある。ストアがFlatpakを標準でサポートしている場合は、Memeristを検索してインストールボタンをクリックするだけでよい。サポートされていない場合は、以下のコマンドを実行することでインストールできる。

flatpak install flathub io.github.vani_tty1.memerist

 インストール後、デスクトップメニューにアイコンが表示されない場合は、一度ログアウトして再ログインすれば表示されるはずだ。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)