
中国国有石油大手の中国石油化工(シノペック)が商業石油備蓄から1300万トン(9500万バレル)を放出するよう求めたものの、中国政府が拒否した。北京で9日撮影(2026年 ロイター/Florence Lo)
[12日 ロイター] – 中国国有石油大手の中国石油化工(シノペック)が商業石油備蓄から1300万トン(9500万バレル)を放出するよう求めたものの、中国政府が拒否した。関係者2人が今週、明らかにした。
業界推計によると、世界最大の石油精製能力を有するシノペックは、日量約400万バレルの原油輸入のうち6割近くを中東に頼っている。ただ、米・イスラエルとイランの軍事衝突で中東の輸出が脅かされているため、処理量に換算して約19日分の原油放出を求めていた。
また、中国政府は複数の石油精製業者に対し、戦略石油備蓄は現時点で放出禁止だと伝えたという。
調査会社ボルテクサや貿易業者によると、中国の戦略備蓄は推計約9億バレル。78日分の輸入量に相当する。
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