
北大西洋条約機構(NATO)加盟国トルコの国防省は9日、イランから発射された弾道ミサイル1発がトルコ領空に入り、東地中海に展開するNATOの防空システムで撃墜されたと発表した。提供写真(2026年 ロイター/Ihlas News Agency (IHA) via REUTERS)
[アンカラ/ブリュッセル 9日 ロイター] – 北大西洋条約機構(NATO)加盟国トルコの国防省は9日、イランから発射された弾道ミサイル1発がトルコ領空に入り、東地中海に展開するNATOの防空システムで撃墜されたと発表した。負傷者は確認されていないという。NATOもトルコに向かっていたミサイルを迎撃したと確認。トルコは今のところNATOへの支援要請は示唆していないが、国防省はあらゆる脅威に対して必要な措置を講じると表明した。
トルコは4日にもトルコ領空に向かっていたイランの弾道ミサイルがNATOの防空システムで迎撃されたと発表。今回は2回目になる。
トルコ国防省によると、ミサイルの一部が南東部ガジアンテプ県に落下したが、負傷者は確認されていない。声明で「トルコの領土、および領空に対するいかなる脅威にも断固として対応する」とした。
迎撃されたミサイルの具体的な標的は明らかになっていないが、トルコ南部インジルリク基地に米空軍が駐留しているほか、北東部マラティヤ県にはNATOレーダー基地がある。トルコ政府によると、ミサイルの破片が落下した地点はこの2つの中間に位置している。
NATOのハート報道官は「NATOはいかなる脅威に対しても全加盟国を防衛する用意がある」とXに投稿。イランは今のところ今回の件についてコメントしていない。
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