公開された予告編では、緊迫感のあふれる一室で、無理矢理に身代わりの自首を迫られる夫や、事件の隠ぺいを勧める編集者とのコミカルなセリフの応酬が繰り広げられます。
森川圭監督は次のようにコメントしています。
「2015年、ゆうばりファンタスティック国際映画祭で『メイクルーム』がグランプリを受賞して以来、私は“ワンシチュエーション”という表現形式にこだわり続けてきました。限られた空間の中で、どこまで人間を描けるか。どこまで空気を動かせるか。今回の『軋み』は、その集大成とも言える作品です。今回も長回しを多用しマンションの密室で軋む人間関係と緊張感を、映像で極限まで引き出しました。ブラジリィー・アン・山田氏の素晴らしい脚本、そして、素晴らしいキャストとスタッフの力で“撮らせてもらった”とも言うべき作品です。限られた空間、限られた予算、でも無限の緊張感。細部までこだわり抜いた映像表現ができました。たくさんの方にご覧いただきたいです」
山崎真実(坂下由美子役)は次のようにコメントしています。
「具体的な映画化の話にまだなっていなかった頃に、『軋み』の台本を読ませていただいたことがあります。とても面白く、すごく印象に残っていたので、数年経って出演のお話をいただいた時は本当に嬉しかったです。久しぶりの主演映画で正直プレッシャーも正感じましたが、昨年の宮古島チャリティー国際映画祭で準グランプリをいただくことができ、たくさんの方に早くこの作品を見ていただきたいという気持ちがさらに大きくなりました。冒頭とんでもない状況から物語が始まりますが所々クスッと笑える作品です。より多くの方に見ていただきたいと思っています。劇場でお待ちしています」
*殺意は偶然ではなく必然に*
それは突発的な事件ではない。誰もが見て見ぬふりをしてきた関係の、行き着く先でした。
無職の男・坂下潤は、売れっ子漫画家である妻・由美子の成功に寄りかかりながら、三年間、何も選ばずに生きてきました。彼はある日、自宅のリビングで、妻、編集者、そして一人の女の死体が並ぶ光景に直面します。
横たわっているのは、彼の不倫相手のひとみ。由美子が衝動的に起こしてしまった殺人事件を隠蔽したい編集者、何も知らずに突然訪ねてくる由美子のアシスタント、ひとみを探している謎の男…。
静かな密室で、人はどこまで壊れるのか!?愛情、依存、成功、そして沈黙。それらが重なったとき、殺意は事件ではなく「必然」に。マンションの一室のみで繰り広げられる、息もつかせぬ87分!
『軋み -KISHIMI-』は、5 月 23 日(土)より 新宿 K’s cinema、5 月 30 日(土)より シアターセブンにて 一週間限定公開 ! 全国順次公開予定。
*[作品情報]*
『軋み -KISHIMI-』
出演: 山崎真実/柴田明良、八神蓮、駒木根隆介/ 山田奈保、平井沙弥、吉田知生、大迫可菜実、水越嗣美、酒井健太郎/重松隆志
監督・撮影・編集:森川圭
プロデューサー:森岡利行/森川圭
原作・脚本:ブラジリィー・アン・山田
音楽:小田切大
照明:守利賢一
録音:伊豆田廉明
助監督:平岡凌
ヘアメイク:安藤メイ
制作担当:土屋江里奈
ラインプロデューサー:吉岡純平
キャスティング:今森仁美
宣伝写真:牧野信吾
配給宣伝:ハンドメイドピクチャーズ
漫画監修:香穂
制作協力:POPBORN
企画製作:ストレイドッグプロデュース
共同プロデューサー:加治潤一
2025 年/日本/87 分/シネマスコープサイズ
©ハンドメイドビジョン
